スーダン住民投票監視国際平和協力業務(2011(平成23)年)

スーダン共和国
【首都】ハルツーム
スーダン共和国基礎データ(外務省ホームページへ)北部を拠点としたスーダン政府と南部の反政府勢力との間で20年以上にわたり武力紛争が継続していたスーダンでは、2005年1月、両者によって「南北包括和平合意(CPA)」が締結され、南部スーダンの独立の是非を問う住民投票が2011年1月に実施されました。
わが国は、国際連合の要請を受け、国際平和協力法に基づいて15名からなる住民投票監視団を派遣しました。
住民投票監視要員
住民投票監視要員は、有識者やNGO関係者等の民間人、国家公務員からなる15名で、そのうち3名は北部のハルツームにて、12名はジュバにて活動を行いました。
本部設置や運営準備、事前調査を行う先遣隊(5名)は12月23日に、また団長を含む本隊は12月31日に出国しました。住民投票期間は1月9日から始まり、要員は1月中旬まで派遣されました。
各地域においては、住民投票の準備状況や自由で公正な投票の実施、および開票結果の正当性などの監視を行いました。
わが国の要員の配置図

関連文書
- スーダン住民投票監視国際平和協力隊の設置等に関する政令(平成22年政令第243号)(PDF形式:81KB)
- スーダン住民投票監視国際平和協力業務実施計画(平成22年12月10日閣議決定)(PDF形式:143KB)
- スーダン住民投票監視国際平和協力業務実施要領の概要(PDF形式:120KB)
- スーダン住民投票監視国際平和協力業務の実施の結果(平成23年4月8日)(PDF形式:175KB)