国際平和協力リレー・メッセージ

<写真>南スーダンの子どもたちと
ルー大柴さんは、2011年に南スーダンに行かれましたが、現地の印象はいかがでしたか? 私が南スーダンに行ったときは、独立してから2か月しか経っていなくて、考えさせられることがたくさんありました。例えば、雇用やインフラ整備の問題があります。道も直さなければならないし、橋も造っていかないといけない。例えば、街にはでこぼこ道がたくさんあって、雨が降れば、そこが池となってしまい、交通の妨げになってしまう。なので、そのような道を早く直して、車や人が通れるようにしなければいけない。そのようなインフラ整備の課題が多くあると思いました。 ![]() 南スーダンの子どもたちと ![]() ナイル川の水。ジュバの人たちの大事な水源です。 |
プロフィール ![]() ルー 大柴 タレント 1954年新宿に生まれる。英語と日本語を混ぜたルー語を使った独自のキャラクターで活躍。 2006年から始めたブログが若者に支持され、2007年にNHKみんなのうたで歌ったMOTTAINAIをキッカケにマイ箸マイバッグの使用、富士山の樹海清掃や地域のゴミ拾い活動をするなど環境活動にも積極的に取り組む。趣味はドジョウやメダカの採集、水墨画、茶道・遠州流準師範の肩書を持つ。 2010年7月より山野美容芸術短期大学客員教授に就任。 |
ルー大柴さんの今後の活動について教えてください。
国際貢献とか私にできることがあれば、是非、様々な人たちとトゥギャザーして現場を見て、それを日本の皆様にお伝えする。そのようなメッセンジャー・ボーイとして、これからも頑張っていきたいと考えています。

南スーダンで日の丸を発見
最後に、国際平和協力へのメッセージをお願いします。
私は、2010年にハイチへ行き、去年は南スーダンに行ったのですが、現地で頑張っている国際平和協力隊員や日本人の方々のパワーに圧倒されました。このように、途上国の人々のために働いている日本人の姿をみると、本当にたくましいなあと感じ、また誇りに思います。

2012年3月20日、JICA地球ひろばにて
聞き手: 山﨑 松太郎、堀川 拓郎
撮 影: 堀川 拓郎
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「国際平和協力リレー・メッセージ」では、国際平和協力法制定20周年を記念し、国際平和協力に関係のある著名人や元国際平和協力隊員の方々からのメッセージを掲載しています。 |