南スーダン

南スーダン共和国
【首都】ジュバ
南スーダン共和国基礎データ(外務省ホームページへ)背景

ジュバの子どもたち
2005年1月9日、北部のスーダン政府と南部の反政府勢力のスーダン人民解放運動・軍(SPLM/A)との間で南北包括和平合意(CPA)が署名され、スーダンにおける20年以上にわたる武力紛争が終結しました。この合意を受けて、国連安保理は同年3月に決議第1590号を採択し、CPAの履行の支援などを任務とする国連スーダン・ミッション(UNMIS)を設立しました。日本は2008年から2011年にかけて、司令部要員として2名を派遣しました(スーダン国際平和協力業務)。
2011年1月、CPAの履行の一環として、南部スーダンの分離独立を問う住民投票がUNMISの支援も受けつつ実施されました。2月には、約99%の住民が分離を支持するとの結果が発表され、南部スーダンが「南スーダン共和国」として独立することが決まりました。
新しい南スーダン国家が質と規模の両面においてこれまでとは異なる支援を必要としているとの認識から、5月、潘基文国連事務総長は、南部スーダン政府からの要請も踏まえ、国連安保理に新たなミッションの設立を検討することを勧告しました。
こうして、7月9日、CPAの履行期間の終了とともに、南部スーダンは「南スーダン共和国」として独立し、これに伴いUNMISはその活動を終了しました。これに代わって新たに設立されたのが、国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)です。
協力実績
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2011(平成23)年~ 南スーダン国際平和協力業務 |
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2013(平成25)年 UNMISSに対する物資協力(弾薬) |
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2014(平成26)年 UNMISSに対する物資協力(テント等) |
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2017(平成29)年 UNMISSに対する物資協力(重機等) |
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2019(令和元)年 南スーダンにおけるIGADの活動に対する物資協力 |