【報道発表】第4回野口英世アフリカ賞受賞者の決定について令和4年8月3日

  1. 日本政府は、第4回野口英世アフリカ賞を、以下のお二人(共同)及び一団体に対し授与することを決定しました。選考は、野口英世アフリカ賞委員会(委員長 黒川清 政策研究大学院大学名誉教授)が、医学研究・医療活動両分野の推薦委員会より推薦のあった候補者の中から、最終候補者を選定の上、内閣総理大臣に推挙し、内閣総理大臣がこれを承認し、受賞者として決定しました(授賞業績・略歴は別添のとおり)。
    医学研究分野
    サリム・S・アブドゥル・カリム博士(南アフリカ共和国)
    南アフリカ・エイズ研究プログラム・センター(CAPRISA)所長、米コロンビア大学メールマン公衆衛生大学院CAPRISA教授(国際保健)及びクワズル・ナタール大学副学長代理(研究)。
    カライシャ・アブドゥル・カリム博士(南アフリカ共和国)
    南アフリカ・エイズ研究プログラム・センター(CAPRISA)次長、米コロンビア大学メールマン公衆衛生大学院教授(疫学)及びクワズル・ナタール大学副学長代理(アフリカ保健)。
    医療活動分野
    ギニア虫症撲滅プログラム
    史上2番目のヒト疾患の撲滅を目的とした、カーターセンター主導の下でのアフリカ関係者とのパートナーシップによる国際的なキャンペーン。
  2. 野口英世アフリカ賞は、アフリカでの感染症等の疾病対策のための医学研究・医療活動の両分野において顕著な功績を挙げ、アフリカに住む人々の保健と福祉の向上に貢献した方々に授与されるものです(平成18年7月28日閣議決定)。
  3. 授賞式(主催:内閣総理大臣)は、令和4年8月27-28日にアフリカ(チュニジア)で開催される第8回アフリカ開発会議(TICAD 8)の際に実施する予定です。受賞者には、賞状、賞牌及び賞金(1分野につき1億円)が贈られます。賞金は、政府の資金及び国内外の方々の御寄付で成り立っています。

(注:第3回野口英世アフリカ賞授賞式及び記念晩餐会は、第7回アフリカ開発会議(TICAD 7)に合わせ令和元年8月30日に開催されました。)

本件連絡先

内閣府 野口英世アフリカ賞担当室
TEL: 03-5501-1708