スーダン

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【首都】ハルツーム

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背景

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提供した救援用テントと子供たち
   〔写真提供:UNHCR

スーダン共和国では、政府と南部地方の反政府勢力との間で、1980年代より20年以上にわたり内戦が続いていましたが、2005年1月に和平合意が成立し、内戦は終結しました。これを受け、国連は2005年3月、国連スーダンミッション(UNMIS)を設立しました。同ミッションには我が国からも2名の司令部要員を派遣していました。2011年7月、南スーダン共和国の独立ともに、UNMISはその任務を終了しました。

スーダン西部のダルフール地域では、2003年にアラブ系遊牧民族とアフリカ系定住農民の間で水と牧草地を巡る争いに端を発した、政府軍とダルフール反政府勢力の衝突事件が発生し、さらに、アラブ系民兵(ジャンジャウィード)が、アフリカ系住民に対する襲撃を継続したため、多くの難民・避難民が発生しました。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)等が救援物資の提供等の活動を続けています。

また、南スーダン独立後のスーダン南部(南コルドファン州、青ナイル州)では、2011年6月頃から政府軍と反政府勢力の衝突が発生し、多くの住民が難民・避難民となりました。反政府勢力支配地域では、人道救援活動が制限されていることから、UNHCRをはじめとする人道救援機関は、南スーダンやエチオピアに逃れたスーダン難民の救援活動を行っています。

協力実績

物資協力 2004(平成16)年 UNHCRに対する物資協力
物資協力 2005(平成17)年 UNMISに対する物資協力
物資協力 2007(平成19)年 UNHCRに対する物資協力
PKO 2008(平成20)年~2011(平成23)年 スーダン国際平和協力業務
物資協力 2008(平成20)年 UNHCRに対する物資協力
選挙監視 2011(平成23)年 スーダン住民投票監視国際平和協力業務
物資協力 2013(平成25)年 UNHCRに対する物資協力