石井 由希子:元国際平和協力研究員の紹介

石井 由希子(いしい ゆきこ:平成17年度採用)

リベリアBong地方での小学校建設プロジェクトの視察(image)

JリベリアBong地方での小学校建設プロジェクト
の視察(2007年)

  1. プロフィール
     国際平和協力の仕事を始めて約8年になります。バルカン半島、中東、アフリカなどの現場を中心に、人道援助や平和構築の実務経験を積みました。国連機関、PKOミッション、国際NGO、政府系機関、大学とさまざまな組織で勤務してきました。
  2. 事務局での活動
     PKOにおけるジェンダー主流化に関する基礎調査を行いました。また現場復帰に備え、緊急ニーズアセスメント研修やプロジェクト・サイクル・マネジメント研修などを受講して、実践的なスキルを磨くことを心がけました。
  3. 研究員退職後の就職先、活動内容、現在の活動内容
     まず国連コソボ暫定行政ミッション(UNMIK)の政務官としてコソボに赴任し、情報分析及び独立交渉の補佐業務に従事しました。その後、国際NGO Christian Children's Fundのリベリア現地事務所に副所長として赴任しました。さまざまなマネジメント業務のなかでも、戦略事業方針の策定が最もやりがいのある仕事でした。
     現在は、広島平和構築人材育成センターで事務局長補佐を務めています。平和構築分野の若手実務家を国内研修・海外実務研修・就職支援をとおしてサポートしていくパイロット事業を実施していますが、彼らの成長を見るのは嬉しいものです。
  4. 広島平和構築人材育成センター別ウインドウで開きます
  5. 後輩へのメッセージ
     国際平和協力分野では、さまざまなアクターがそれぞれ独自のマンデートをもって活動しています。それらのユニークな視点を学び柔軟に対応できるようになるために、いくつかの機関で勤務してみることをお勧めします。