後藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年7月14日

(令和5年7月14日(金) 11:00~11:03  於:中央合同庁舎第8号館1階S108会見室)

1.発言要旨

 英国のCPTPP加入に係る署名について、私から申し上げます。
 本日の閣議におきまして、我が国として、「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定へのグレートブリテン及び北アイルランド連合王国の加入に関する議定書」に署名を行うことが決定されました。
 これを踏まえまして、7月16日日曜日にニュージーランドのオークランドで開催されるTPP委員会において、署名式が実施され、我が国を含め、各国の代表が英国のCPTPP加入に関する議定書に署名することになります。
 我が国からは私がニュージーランドに出張し、議定書への署名を行います。
 英国の加入プロセスは2021年6月に開始しましたが、今回の署名をもって、英国のCPTPP加入が正式に認められることとなります。
 英国の加入作業部会(AWG)議長を務めてきた日本としても、誠に喜ばしいことだと考えております。
 私のほうから以上です。

2.質疑応答

(問)私からは学術会議の関係でお伺いします。16日に学術会議の総会が開催されまして、そこで次期会員の候補者が示される見通しになっています。一方、近く有識者懇談会が設置されることになっていると思いますが、この有識者懇が次期会員の任命に関与するのかどうか、その点をまず教えていただきたいのと、それも含めまして、有識者懇の進め方、在り方について、現時点で決まっていることがあれば教えてください。
(答)有識者懇談会については、学術会議に求められる機能及びそれにふさわしい組織形態の在り方について検討するために開催したいと考えているものでありまして、お尋ねの次期会員の任命や選考に関わることはないということであります。
 また、今後の進め方を含め、有識者懇談会の詳細については検討中でありますが、できるだけ速やかに立ち上げて、丁寧に議論を進めて結論を得ていきたいと考えています。

(以上)