後藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年6月20日

(令和5年6月20日(火) 9:51~9:54  於:中央合同庁舎第8号館1階S108会見室)

1.発言要旨

 (冒頭発言なし)

2.質疑応答

(問)日本学術会議を巡って、先週、組織形態を検討する有識者懇談会を設置する方針を学術会議側に政府のほうから伝えられました。会議側も懇談会に参加して協議する意向は示しつつも、公開での議論を要望されていますけれども、骨太の方針では国から独立した法人とする案などを俎上に載せて議論するというふうにして、早期に結論を得るとしています。今後、どのように懇談会の議論を進めていくか、スケジュールの見通しも含めて、大臣の御所見をお願いいたします。
(答)学術会議の在り方については、これまでの経緯を踏まえ、今の政府案や、主要先進国(G7参加国)並みの制度・体制等を持った民間法人とする案を俎上に載せて、丁寧に議論し、早期に結論を得ることとしたところでございます。
 先般、15日の幹事会において、有識者懇談会について、事務方から説明したところ、梶田会長より、議論の場が設定された場合にはこれに参加し、学術会議がふさわしいと考える実質が備わるように努力していきたいという旨の御発言があったと承知をいたしております。
 懇談会の中では学術会議の在り方の議論をさせていただきたいと考えております。また、率直な意見交換を行うため、懇談会は非公開とするが、議事録をしっかりと作成し、会議後、速やかにホームページ等において公開することを考えております。
 いずれにせよ詳細は検討中であり、有識者懇談会をできるだけ速やかに立ち上げて丁寧に議論し、早期に結論を得たいと考えています。

(以上)