後藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年6月9日

(令和5年6月9日(金) 10:02~10:05  於:中央合同庁舎第8号館1階S108会見室)

1.発言要旨

 (冒頭発言なし)

2.質疑応答

(問)少子化対策の関係でお伺いいたします。少子化対策の予算を巡り取り組まれる歳出改革を表明されていますが、総理が具体的な改革工程表を策定する方針を示されました。大臣も先日の記者会見で改革工程表を策定するなどして、制度改革、歳出の見直しなどに取り組んでいくことになるというふうに述べられていますが、工程表作りのスケジュール感や工程表作りの進め方について、検討状況と大臣のお考えをお聞かせください。
(答)6月1日にお示しした、「こども未来戦略方針」の素案においては、少子化対策の安定財源の確保に向けた歳出改革については、全世代型社会保障を構築する観点から、歳出改革の取り組みを徹底することとしており、今ご指摘のように、具体的な改革工程表を策定した上で社会保障の制度改革などに取り組むことを記載しています。
 総理からは、こうした、こども未来戦略方針の素案に記載されている内容についての答弁があったものと承知いたしております。
 その上で、工程表作成の具体的なスケジュールや進め方等ですが、今後、関係省庁と連携して検討していくことになりますが、年末までには「こども未来戦略」を策定することとしており、工程表についても、あわせてその取扱いを検討する必要があると考えています。
 なお、昨年12月にとりまとめられた、全世代型社会保障構築会議の報告書におきましては「年齢に関わりなく、全ての国民がその能力に応じて負担し、支え合うことによって、それぞれの人生のステージに応じて、必要な保障がバランスよく提供されることを目指す」とされており、こうした理念に基づいて、歳出改革を進めていく必要があると考えています。

(以上)