後藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年4月25日
(令和5年4月25日(火) 9:43~9:46 於:衆議院本会議場議員食堂側)
1.発言要旨
「月例経済報告等に関する関係閣僚会議」の概要を報告いたします。今月は「景気は、一部に弱さがみられるものの、緩やかに持ち直している。」と、先月の判断を維持しています。先行きにつきましては、ウイズコロナの下で、景気が持ち直していくことが期待されます。ただし、世界的な金融引締め等が続く中で、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっており、また、物価上昇や供給制約、金融資本市場の変動等による影響にも引き続き十分注意する必要があります。
この他、会議の詳細につきましては、後ほど事務方から御説明させていただきます。
2.質疑応答
- (問)月例経済報告で、基調判断については維持されたわけですけれども、足下でコロナの感染なども増えつつありますが、サービスを中心とした個人消費の現状及び先行きについてのお考えをお聞かせください。
- (答)感染者数が徐々に増加しているとの指摘があることは承知いたしております。足下の個人消費についてみると、マスク着用ルールの見直しや、5月8日に予定されているコロナの5類感染症への移行を受け、消費者マインドも持ち直す中、外食や旅行といったサービス消費の回復が継続するなど、緩やかな持ち直しが継続しています。
また、先行きについても、これは民間調査ではありますが、ゴールデンウイークの国内旅行もコロナ禍前の水準を上回る見込みとなっているなど、引き続き緩やかな持ち直しが継続すると考えられております。
コロナの状況については、一部、アドバイザリーボード等での御議論等もあることは承知しておりますが、そのことについては丁寧に注視していきたいと思いますが、全体としての消費や、あるいは観光をはじめとした経済の動向等につきましては、今申し上げたような認識です。
(以上)