後藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年3月24日

(令和5年3月24日(金) 9:33~9:35  於:中央合同庁舎第8号館1階S108会見室)

1.発言要旨

(冒頭発言なし)

2.質疑応答

(問)昨日、FRBが年0.25%の利上げを決定しました。米国の中堅銀行が相次いで破綻して金融不安がくすぶる中で、一部の市場関係者の間では利上げを見送るとの観測がありました。FRBの利上げ継続につきまして、世界経済や日本の産業界などにどのような影響があると大臣は御認識しておられますか。お聞かせください。
(答)今般FRBにおいて、政策金利が0.25%ポイント引き上げられる旨、決定されたものと承知しています。
 本決定に際しまして、FRBのパウエル議長は、今般の一部金融機関の問題も含めて、米国の銀行システムは健全であるとした上で、今般の問題が、家計や企業への信用の引締めをもたらし、経済に影響を与える可能性がある。
 ただし、その影響の程度を判断し、金融政策での対応を判断するには時期尚早である。その旨、述べられたものと承知いたしております。
 他国の金融政策に対するコメントは、当然、差し控えるべきでありますが、政府としては、引き続き、今回の決定の影響も含め、国内外の金融資本市場の動向やそれらが世界経済・日本の経済や産業に与える影響について、強い警戒心を持って注視してまいりたいと思います。

(以上)