第2回 クールジャパン高校生ストーリーコンテスト

ストーリーコンテストイメージ

 日本の魅力を効果的に発信・展開し、世界からの共感を広げていくには、日本の魅力の背景にある「歴史」や「文化」、「技」「人」といった側面から、世界に人々にとって魅力的なストーリーで発信していくことが重要です。
 そのために、これから日本の主役になっていく高校生を対象に、その地域で暮らす「高校生の自由な発想と広い視野で、地域にある魅力に気付き、それを世界の人々に効果的に共感してもらうためのストーリー」を作るコンテストを開催しました。
 この取り組みは高校生自らが地域の魅力と向き合い、気づき、それを世界へ発信していく機会となり、こうした取り組みが広がっていくことを目指しています。

※ 第3回 クールジャパン高校生ストーリーコンテストについては、新型コロナウイルスの影響等に鑑み、令和2年度の開催は見送ることといたしました。

開催概要

 全国から138件からエントリーいただき、作品提出締め切りまでに89件の提出いただきました。
 事務局で予備審査を行って17作品に絞り込んだ後、2月27日に審査員による事前審査を行い、最終審査会で発表を行う8作品を選出しました。
 3月16日に最終審査会を行い、事前審査で先行された8作品の提出者が作成したプレゼンテーション資料、プレゼンテーション動画により、最優秀賞1、優秀賞3を決定いたしました。

主催

 クールジャパン官民連携プラットフォーム(事務局:内閣府知的財産戦略推進事務局)

開催日程(募集時予定)

 令和元年11月28日: 開催告知・エントリー受付開始

 令和2年 1月27日: エントリー締め切り

 令和2年 2月 2日: 作品提出締め切り

     ~2月10日: 事務局予備審査

 令和2年 2月27日: 事前審査

 令和2年 3月16日: 最終審査会

募集チラシ

 クールジャパン高校生ストーリーコンテスト募集チラシ(PDF形式:461KB)PDFを別ウィンドウで開きます

※エントリー締切日を延長したため、募集チラシと実際の締め切り日は異なります。

募集要項

 令和元年11月28日より下記の要綱で作品を募集しました。(募集時予定)

参加条件

・日本国内にお住いの高校生等(※)を対象とする

  (※高校生、中等教育学校生(後期課程)、高等専門学校生(3年まで)、高等専修学校生)

・個人、またはチームでの応募はいずれも可

・事務局との連絡・調整等のために指導教員(またはそれに相当する大人)の協力が得られることが必要

募集課題

・地域にあるクールジャパン資源の発掘と、その背景にある歴史、伝統、文化、自然、人等を踏まえ外国人に効果的に伝えるストーリーを作成すること。

※フィールドワーク(関係者への取材、現地調査など)を必須とする。
※日本人だけが良いと思う魅力ではなく、世界の人々が良いと思う魅力を発見するために、外国人への取材等を行うことを基本とする。取材が困難な場合は、関連文献やWEB等で得られた情報のみを参考とすることも可とする。

提出物

・A4用紙3枚以上 枚数制限なし

※表現方法や、写真・イラストの使用は自由です。枚数制限等はありませんが、応募する際のファイル容量が、目安として10メガバイトを超えないように留意願います。

評価基準・観点

1 ストーリー化のプロセス 発信するクールジャパン資源についてどのように気づき、どのような手順を踏んでストーリー化したか。
2 ストーリー作成 発信するCJ資源の背景にある歴史や文化、自然、生活、人 等を調べ、日本に存在する魅力やその背景を含めた本質を発見又は、再発見し、ストーリーに活かしているか。
3 世界の人々の視点 ストーリーを作成する上で、世界の人々の視点が、フィールドワーク、ヒアリング、データ等により分析されており、世界の人々は、その魅力に共感できるか。
4 ストーリーの魅力 発信の対象とする国や地域の人々を意識した魅力的なストーリーとなっており、世界の人々に伝わりやすいものとなっているか

審査手順

・事前審査 : 審査員6名(予定)ならびに事務局による書類審査
・事前審査通過通知 : 書類審査で上位6~8作品(予定)を選定。最終審査出場者の決定
・最終審査 : 「最終審査会・表彰式」において発表を行っていただき、審査員の審査により会場にて優秀作品(最優秀作品1点、優秀作品2点)を決定

表彰等(募集時予定)

・上位3賞は、「最終審査会・表彰式」において表彰を行います。
・対象:3賞(最優秀賞1、優秀賞2)受賞者

  ※最終審査出場者の作品は、関連イベントでの紹介や、内閣府「クールジャパン戦略」HPに掲載を予定。

<参考:第1回の優秀作品

最終審査会・表彰式(募集時予定)

・日程:2020年3月を予定
・会場:東京都内を予定
・最終審査出場者に作品の発表をしていただきます。

審査会

事務局予備審査

 提出のあった89作品から上記募集要項の審査基準に従って17作品を選出

事前審査

 事務局一次審査で選出された17作品を審査員7名が審査基準に従って事前に審査。評価点、コメントから事務局が集計ランキング表を作成し、最終審査に進むファイナリスト8作品に絞り込む。

日程

 令和2年2月27日 締切

審査員

〇田中 里沙      (事業構想大学院大学 学長)
 ベンジャミン・ボアズ (作家、クールジャパン・アンバサダー)
 マサボ・イザベル   (テレビジオン株式会社 代表取締役社長、PR&マーケティング MC/プロデューサー)
 村上 カオ      (株式会社MATCHA インバウンド戦略部 インバウンド推進スペシャリスト)
 太田 勇       (株式会社テレビ東京 ディレクター/プロデューサー)
 松本 梨香      (女優・歌手・声優 クールジャパンアンバサダー)
 渡邉 賢一      (株式会社XPJP 代表取締役社長)

 (順不同・敬称略 〇は審査員長)

最終審査会

 事前審査で選出された8作品から「最優秀賞」「優秀賞」を決定するため、下記のとおり最終審査会を行った。

(応募当初は、事前審査で選考されたファイナリスト8作品について、東京で開催される最終審査会でのプレゼンテーションを踏まえ、「最優秀賞」、「優秀賞」を決定する予定であったが、新型コロナウイルス感染防止の観点から、各ファイナリストによる実際のプレゼンテーションは行わず、各ファイナリストから提出されたプレゼン動画を基に審査員による審査のみが行われた。)

日程

 日時: 令和元年3月16日(月) 13:30-17:00
 場所: 中央合同庁舎4号館11階 共用第一特別会議室

審査方法

 各審査員が、事前審査上位8作品のプレゼンテーション動画(各校7分にて作成)を視聴し、採点表に順位付け。採点表の総合順位を踏まえ、「最優秀賞」1点「優秀賞」3点を決定。

受賞作

★ ★ ★ 最優秀賞 ★ ★ ★
愛知県立杏和高等学校 (愛知県) 体験型スクールツアー

★ ★ 優秀賞(3校) ★ ★
宮城県農業高等学校 (宮城県) 職人技術「堤人形」によるCool Japan!
和歌山県立田辺高等学校 (和歌山県) 梅の魅力を海外へ!!
静岡県立科学技術高等学校(静岡県) PREMIUM HOLIDAY IN SHIZUOKA - SHIZUOKA TOUR

★ 佳作(4校) ★
岡山県立倉敷鷲羽高等学校(岡山県) 「知ってた?瀬戸内って、世界で7番目に行きたい場所だって!」
金光学園高等学校(岡山県) 白石踊~800年来の祈りを盆踊りの輪の中に~
山形県立酒田東高等学校(山形県) 酒田から世界へ ~届け!これが我らのクールジャパン!~
宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校(宮崎県) 人をつなげる伝統文化 WARAJIのクールジャパン!

最優秀賞

愛知県立杏和高等学校(愛知県)

杏和高校

作品名: 体験型スクールツアー
作成者: 石黒 美紗稀(リーダー)

作成者のコメント

 今回、最優秀賞という名誉ある賞を頂いたことに誇りを感じています。コンテストに応募するにあたり協力して頂いた方々には感謝しかありません。作品には、「日本の若者に外国の方と触れ合う機会を多く持って欲しい」という思いをこめており、いつか、よりよい形で実現されることを願っています。今後も、コンテストの経験を生かして、様々なことに挑戦していこうと思います。

作品PDF(※): PDF(全体版)(1,991KB)PDFを別ウィンドウで開きます  PDF1(1,024KB)PDFを別ウィンドウで開きます  PDF2(974KB)PDFを別ウィンドウで開きます

【動画】提出プレゼン動画(※):杏和高校

(※ 作品PDF:当初応募締切時に提出されたもの。 提出プレゼン動画:最終審査(発表)時に投影するために作成したもの。)

審査員のコメント

 仮説も立て、徹底的にデータ分析をおこない、それに基づいてターゲット絞り、彼らに合う提案ができていると思います。「クールジャパン」の話をすると、伝統工芸品やアニメコンテンツや観光地等の例が多くあげられますが、「日本の学校」そのものを取り上げたところが素晴らしく、大人は当たり前すぎて見逃してしまった高校生ならではの「クールジャパン」だとプレゼンを聞いて思いました。確かに自分自身が日本に来るまで一番体験したかったのが「日本での学校生活」でした。スクールツアーをきっかけに外国人がもっと日本人の教育や文化の背景を理解できるのではないかと思います。是非学校で実施し、全国に拡大して頂きたい企画です!楽しみにしています。

村上 カオ

 根拠のあるリサーチ力と発想力に感動し、迷わず最高得点を与えました。私はフランスの学校に通っていた為、日本語は漫画で勉強し、ドラえもんやスラムダンクなど学校シーンが多い漫画も沢山読みました。部活動や上履き、給食の焼きそばパン等そこに描かれていた文化や習慣に昔から興味があり、日本の学校生活を体験したいと思っていました。中でも一番興味をもっていたのが掃除の習慣です。外国の学校にはない、世界に誇る美しい日本を作り上げた根幹だと思います。世界の人がこの文化を体験し自国でも実行出来たら、地球はもっと綺麗になりSDGsにも繋がり、社会課題解決のプログラムとしても是非実施して欲しいです。そして何より、世界と日本を繋ぐ、高校生目線の説得力のあるストーリーでした。おめでとうございます!

マサボ・イザベル

優秀賞

宮城県農業高等学校(宮城県)

宮城農業高校

作品名: 職人技術「堤人形」によるCool Japan!
作成者: 川井 つむぎ(リーダー)

作成者のコメント

 この大会に応募するにあたって沢山の課題がありました。しかし課題を乗り越えられたのは地元が大好きという思いと、沢山の方が支えてくれたからこそ最後までやりきる事が出来たと実感しています。優秀賞という結果はとても悔しいですが、とても良い体験が出来ました。ありがとうございました。

作品PDF: PDF(全体版)(6,033KB)PDFを別ウィンドウで開きます  PDF1(1,490KB)PDFを別ウィンドウで開きます  PDF2(1,096KB)PDFを別ウィンドウで開きます  PDF3(767KB)PDFを別ウィンドウで開きます  PDF4(1,385KB)PDFを別ウィンドウで開きます  PDF5(1,688KB)PDFを別ウィンドウで開きます  PDF6(1,087KB)PDFを別ウィンドウで開きます

【動画】提出プレゼン動画: 宮城農業高校

審査員のコメント

 宮城県の伝統文化を守りたい。堤人形を使って、海外からの観光客のおもてなしをするという、地元愛のある作品で良いな~と思いました。 堤人形の事を知れて、自分自身も、とても興味がわきました。 堤人形をキャラクター化したり、パーソナルに結び付けたりと、たくさんのアイデアにわくわくし、日本のお土産、日本といえばコレ!となる様応援したいなぁ~と思わせてくれたプレゼンで、素晴らしかったです。

松本 梨香

 大変熱のこもったストーリーをありがとうございました!あのプレゼンを見終えた瞬間、川井さんが10年後、六本木あたりの広い会議室でたくさんのオーディエンスに向かってプレゼンしていて、それをみんなが聞き入っている様子が目に浮かびました。起業家になれそうですね、「猪突猛進」という言葉が頭に浮かびました!自分は普段番組作りをしているのですが、番組作りの成功のコツは、誰かひとりの熱、です。川井さんの素晴らしい所はその「熱」をロジックで考え、さらに実行する力もあることです。その才能があれば、多くの人を変えることも、新しいビジネスを生み出すこともなんでもできると思います。頑張ってください!

太田 勇

和歌山県立田辺高等学校 (和歌山県)

田辺高校

作品名: 梅の魅力を海外へ!!
作成者: 西端 泉美(リーダー)

作成者のコメント

 この度は、優秀賞という名誉ある賞を頂き、驚きと喜び、そして感謝の気持ちで一杯です。 今回の受賞にあたり、私が作品を作り上げる事が出来たのは、紛れもなく支えて下さった方々のおかげです。様々な経験を通し、頼るということの温かさを知りました。本当に感謝しています。今後は、梅の魅力を海外へ届けるべく「私に出来ること」を探していこうと思っています。 参加出来て本当に良かったです。ありがとうございました。

作品PDF: PDF(全体版)(899KB)PDFを別ウィンドウで開きます

【動画】提出プレゼン動画: 田辺高校

審査員のコメント

 大変ステキなストーリーをありがとうございました!僕は一次の時から一番注目していました。プレゼンというのは、どうしても真面目になりがち、伝えたいことを詰めこみたくなりがちなんですが、西端さんの場合は、資料もプレゼンも程よく削ぎ落とされ、しかもユーモアに富んでいました。また「インバウンド」というと、和食・温泉・祭りなど広い視点でテーマを探してしまう所を、「梅干し」という身近な所で見つけた点も素晴らしいと思いました。西端さんが今回のプレゼンでしていることは教えても中々伝わるものではなく、西端さんの持って生まれた才能だと思います。今後、どんな仕事についても活きてくる事なので、その長所を忘れず頑張ってください!

太田 勇

 農業によるクールジャパンをSDGs視点で展開していること自体が発展的です。特に1年生による発表という点に意欲を感じます。食べられないかどうかより(味覚型ブランディング)も、知らないかどうか(無関心層ブランディング)の違いが海外普及可能性を変化させるという視点は、今後の日本固有の農作物や文化のプロモーションにとって重要な示唆です。また、食品会社に訪問し、専門家の意見を調査しており、最新の梅商材の市場特性を取材している点が力強い。クエン酸と梅の相性も可能性を感じます。和歌山県を舞台としたトレッキング大会やマラソン大会と組んでみるのもありかもしれません。

渡邉 賢一

静岡県立科学技術高等学校(静岡県)

静岡県立科学技術高校

作品名: PREMIUM HOLIDAY IN SHIZUOKA - SHIZUOKA TOUR
作成者: 寺田 梨乃(リーダー)、大石 桃瑚、坂本 有紀、嶋田 凪沙、永井 理帆

作成者のコメント

 この度、優秀賞を頂きありがとうございます。私達全員が、嬉しいと同時に驚きました。 実際に姉妹校の台湾人に調査をし、外国人の好みを明確化しました。静岡のアドバンテージを主体としたストーリーを作成し、地元の魅力をアピールしました。これを機に日本自体への興味を持ってもらいたいと願っています。 この企画を勧めてくださった担任の先生が異動してしまうので、最後のプレゼントになりました。本当に思い出の作品です。

作品PDF: PDF(全体版)(2,133KB)PDFを別ウィンドウで開きます  PDF1(1,720KB)PDFを別ウィンドウで開きます  PDF2(1,260KB)PDFを別ウィンドウで開きます

【動画】提出プレゼン動画: 静岡県立科学技術高校

審査員のコメント

 「温泉」「お茶」「富士山」から始めるのは、まるで神業と感じました。これらのキーワードは一見簡単そうに見えますが、ブランディングとしては強力です。外国人観光客は、行き先を決めるのに簡単で分かりやすい目印が必要です。相手の希望を理解し、「ここならあなたが希望していることが出来るよ」とシンプルなメッセージを発信することが何よりも大事です。 プレゼンテーションもよく構成されていて、わかりやすいです。海外の家族や、在日外国人の友人に見せることが出来れば、静岡に行きたいと反応するでしょう。是非今後のコンテスト参加者、そしてクールジャパン官民連携活動に見本として実施し、示して欲しいです。

ベンジャミン・ボアズ

 海外からの観光客のみなさんは、大都市や著名な観光スポットに足を運び、静岡県を素通りしてしまうことも多いと思いますが、このプレゼンを聞いているうちに“日本=静岡県”日本を代表する3大要素“富士山”“温泉”“お茶”それが静岡県にある! ということを再認識しました。 富士山に自分の足で登り、下山後、温泉で疲れた身体を癒し、入浴後、お茶を飲みながら、先ほど登った富士山を眺める。このツアーに参加することで、日本文化をより深く体験でき、海外からの観光客の最高の想い出“プレミアムホリデー”になると思わせる、息のあったグループでのプレゼンで、楽しくなりました。

松本 梨香

佳作

岡山県立倉敷鷲羽高等学校(岡山県)

鷲羽高校

作品名: 「知ってた?瀬戸内って、世界で7番目に行きたい場所だって!」
作成者: 阪野 悦(リーダー)、太宰 亜子、石井 菜々美、岩崎 朱音

作成者のコメント

 まずはファイナリスト8組に選ばれたことを嬉しく思います。しかし東京でのプレゼンができなかったこと、「やるからには頂点」という目標が達成できなかったことはとても残念です。 しかし、私たちが普段生活している地域が、世界から注目されていた場所だったと知ることができたことこそ、もっとも大きな成果だと言えます。今回の作品やPR動画を通じて、1人でも多くの世界の人々に「児島」に来てもらいたいと思います。

作品PDF: PDF(全体版)(1,545KB)PDFを別ウィンドウで開きます

審査員のコメント

 近年来日するフランスの友人達に「日本のどこを観光に行くの?」と聞くと:東京、京都、大阪、広島、瀬戸内、福岡、長崎と答えます。瀬戸内の島々はそれぞれ個性があり現在大人気観光スポットになっています。その中で「児島」を、アメリカ人のみをターゲットにPRするプランと聴いてビックリしました。はじめは、何故米国?と思ったのですが、児島にはバンジーやSUP、ジーンズメイク等アメリカ人が喜ぶアクティビティーを見事に選んでいたので納得しました。マーケティングリサーチ、彼らが喜ぶコンテンツ選び、そしてカワイイ児島女子ブランディング、お見事なストーリー構成でした。PR動画を見ずに終わる、気になるシナリオにも感動!是非再生回数に貢献したいと思います。

マサボ・イザベル

金光学園高等学校(岡山県)

金光学園高校

作品名: 白石踊 ~800年来の祈りを 盆踊りの輪の中に~
作成者: 渡辺 陽(リーダー)、吉實 沙希、和田 雄喜

作成者のコメント

 佳作に選定され、嬉しいです。 私たちは白石踊の後継者を増やす活動をしており、今回の作品には海外の人にも白石踊を踊ってもらいたいという願いを込めました。 本来なら東京で私たちのストーリーを通じて多くの方々に白石踊を知ってもらい、無常観にも興味を持ってもらいたかったのですが、審査会を開催くださったこと自体に感謝しています。私たちの作品が白石踊を体験する目的で笠岡市にいらっしゃる契機になればと願っています。

作品PDF: PDF(全体版)(2,488KB)PDFを別ウィンドウで開きます  PDF1(1,716KB)PDFを別ウィンドウで開きます  PDF2(1,142KB)PDFを別ウィンドウで開きます

審査員のコメント

 当たり前のようなんですが、広島を訪ねる外国人は大阪へ日帰りしてしまうという事実など、なるほど!と思えるようなポイントを拾って、従来の外国人が広島を訪ねる理由を理解したうえで、思い込みではないプラスの提案ができたところがとても良かったです。特に「平和を尊ぶ気持ち」に配慮したうえでのご提案の部分に共感しました。 また島に住んでいらっしゃる海外出身の方をグループに分けてヒアリングを行ったことは、一つの国に偏らず、いくつか異なる文化背景の方の意見を取り入れた印象があります。伝統的な部分をアニメで表現していこうとの提案も面白いです。コンテストに留まらず、是非ともこの活動を実現して頂きたいです。

村上 カオ

山形県立酒田東高等学校(山形県)

酒田東高校

作品名: 酒田から世界へ ~届け!これが我らのクールジャパン!~
作成者: 佐藤 航世(リーダー)、古田 七奈子、樋口 茉莉

作成者のコメント

 今回は、全国規模のコンテストでファイナリストに選んでいただけたことをとても嬉しく思います。この作品は自分たちの体験から「外国人観光客のために何かしたい」という思いで作り、最終的には地元の活性化を目的にしていました。今回の活動で外国人にも酒田の良さが評価されていることを知りました。このことから、他の地方にも気づかれていない魅力があると思うので、地方の魅力も世界に発信できたらいいと思います。

作品PDF: PDF(全体版)(1,766KB)PDFを別ウィンドウで開きます

審査員のコメント

 「何を発信したい」を決める前に、「相手はどのような人か」、「どのように酒田に来るか」、「なにを望んでいるか」を理解するのに、マレーシア研修、アンケート実施やボランティア活動をしたことで、合理的で対象が絞られた計画が出来上がりました。クルーズ船来航のためにイベントを開催する、日本にしかない「舞娘」のイメージを出すなどのアイデアは実施メリットがあると思います。そして何よりも印象的なのは、アンケートで「日本のイメージ」がどのように見られているかに基づいたプランを作成したこと、またその流れを出した点でした。クールジャパンに関連する業界で成功するのに、相手の希望や考えに合わせるのはとても重要なポイントです。高校生が把握されていて、未来が輝いていると思いました。

ベンジャミン・ボアズ

宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校(宮崎県)

五ヶ瀬中等教育学校

作品名: 人をつなげる伝統文化 WARAJIのクールジャパン!
作成者: 岩田 莉沙(リーダー)

作成者のコメント

 今回、コンテストに参加し、受賞することができて、改めて、自分のしてきた活動に自信が持てました。 「わらじ」は日本ならではの履き物ですが、実は、履き物としてだけでなく、世界に誇れるアイテムであることが分かり、わらじが地域・日本の伝統文化であることに誇りが持てました。 現在、文化への関心が薄くなってきている世の中ですが、今後は、国外の人も巻き込んだ活動を行い、わらじの魅力を多くの人に発信したいです。

作品PDF: PDF(全体版)(1,902KB)PDFを別ウィンドウで開きます  PDF1(894KB)PDFを別ウィンドウで開きます  PDF2(1,164KB)PDFを別ウィンドウで開きます

審査員のコメント

 意欲を感じました。わらじとクールジャパンという発想自体が面白いです。わらじの可能性を「健康面」や「商品開発の可能性」などの軸で発展的に捉えている点が良と思います。日本独自の地域資源であるわらじに着目し、実態調査を行った上で、検証している手法がマーケティング的に整合性があります。継続的なステップとしてわらじのコンテンツ化もファンや理解者を増やす上で効果的です。将来的に五ヶ瀬町に本社を置くわらじ企画会社 株式会社WARAJIを作って、わらじの世界展開を実装するスキームを作ったら面白いかもしれません。

渡邉 賢一

大臣総評

竹本大臣
 クールジャパン高校生ストーリーコンテストの各賞を受賞された高校生の皆様、このたびは、本当におめでとうございます。
 日本の魅力を効果的に発信するためには、その魅力の背景にある歴史、文化等を踏まえた魅力的なストーリーが重要です。このため、将来クールジャパンを担う事が期待される高校生の皆様が「身近にある日本の魅力」を再発見し、深堀りし、さらに伝える工夫をする良い機会になればと思い本コンテストを開催しております。
 全89件に及ぶ応募作品の中から、民間有識者による厳正な審査を経て、受賞作として8件が選定されました。これら受賞作は全て、高校生ならではの視点を活かした素晴らしい作品だと考えております。
 受賞作品として選ばれた作品は、公式HP等で、積極的に情報発信して行きたいと思います。最後に、応募していただいた高校生の皆様やご協力いただいた審査員の方々に感謝申し上げ、私からの総評といたします。

内閣府特命担当大臣
(クールジャパン戦略)
竹本 直一

審査員長総評

田中審査員長  全国から多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。
 日本各地にある資源に気づき、注目し、磨いて魅力ある「商品」に仕立てること。その過程の中で知り、調べて実感したことを整理して、対象者の目線でストーリーを組み立てていくこと。これらは簡単なようで実は奥が深く、あらゆる仕事において必要とされる考え方であり、能力です。
 学校生活、伝統人形、梅、お茶、温泉等の素材は、日常に当たり前に存在していたり、あるいは少し疎遠になっていたりするものですが、光の当て方、課題設定の仕方に独自性があり、説得力もありました。背景にある精神文化の発信にも繋がっています。
 最終審査8組のプレゼンテーションは、様々な制約があった中でも、楽しい工夫がなされ、一緒に活動をしたと思わせてくれる魅力的な方々でした。豊かな感性と地域への愛情、そして、素晴らしさを世界中の人に知ってもらいたいと願う熱い気持ちが伝わります。アイデアと情熱で、人の気持ちが動く手応えを得たのではないでしょうか。今回、高評価を受けた点をさらに伸ばし、他の参加者の優れた点から学んで、さらなる挑戦をしてくれることを期待しています。

事業構想大学院大学学長
田中 里沙

審査員紹介

ボアズ審査員  ベンジャミン・ボアズ (作家、クールジャパン・アンバサダー)
マサボ審査員  マサボ・イザベル   (テレビジオン株式会社 代表取締役社長、PR&マーケティング MC/プロデューサー)
村上審査員  村上 カオ      (株式会社MATCHA インバウンド戦略部 インバウンド推進スペシャリスト)
太田審査員  太田 勇       (株式会社テレビ東京 ディレクター/プロデューサー)
松本審査員  松本 梨香      (女優・歌手・声優 クールジャパンアンバサダー)
渡邉審査員  渡邉 賢一      (株式会社XPJP 代表取締役社長)

 (順不同・敬称略)