「今後の国際平和協力の在り方に関する研究会」第2回会合
1 2025年4月25日(金)、内閣府国際平和協力本部事務局において、「今後の国際平和協力の在り方に関する研究会」第2回会合を開催しました。
2 この研究会は、国際平和協力法の制定から30年以上が経過したところ、その間に積み重ねられた我が国の国際平和協力の実績、紛争等をめぐる国際情勢の変化、それに伴う国際平和協力の在り方に係る国際的議論、現行法に基づく実施体制等を踏まえ、今後の我が国の国際平和協力の在り方について、幅広い有識者から意見を聴取することを目的としています。
3 この研究会には、座長のキハラハント愛東京大学大学院総合文化研究科教授のほか、井上実佳東洋学園大学グローバル・コミュニケーション学部教授、坂根宏治島根大学国際センター教授(国際協力機構元スーダン事務所長・元平和構築室長)、ナッケン鯉都国際移住機関(IOM)駐日代表、西田一平太笹川平和財団上席研究員、松村五郎元陸上自衛隊東北方面総監(国際安全保障アナリスト)が外部有識者として参加しています。
4 内閣府からは、森川徹国際平和協力本部事務局長、吉田孝弘同次長、日髙麻里絵同参事官が参加するとともに、防衛省、外務省、JICAからも関係者がオブザーバー参加しました。
5 今次会合では、国連PKO他国連の平和に関する活動への貢献、非国連統括型国際平和協力活動への貢献、戦略的人員派遣と派遣支援、人材派遣支援・人材育成、物資協力、選挙監視について活発な議論が行われました。
6 この研究会は複数回の会合を実施した後に、参加有識者による「議論のとりまとめ」を公表する予定です。
7 次回会合は5月30日(金)に開催予定です。