出前講座を開催しました(早稲田大学国際学術大学院)

平成27年10月

  早稲田大学の上杉勇司教授からの依頼により、平成27年10月28日(水)午前10:40-12:10、早稲田大学国際学術大学院において、出前講座を開催しました。当日は、藤井広重国際平和協力研究員が「Multi-dimensional Peacekeeping Operations and the Rule of Law -The Case Study of UNMISS(多機能型国連平和維持活動と法の支配:国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)事例研究」と題して英語で講義を行いました。講義では、国連平和維持活動の特徴と概要、国連の法の支配への取組み、そして、現在南スーダンに展開中の国連平和維持活動について、藤井広重研究員が2014年12月に南スーダンを訪問して実施した調査を基に説明しました。

 

講義の様子1

上杉教授による藤井研究員の紹介

講義の様子2

講義の様子

  受講生は、早稲田大学国際学術大学院で学んでいる多国籍からの留学生を中心に約20名でした。講義中から活発な質疑応答が行われ、普段から高い問題意識を持ち、講義に臨まれていることが伺えました。また、ワークショップの時間も設け、南スーダン国連平和維持活動のマンデートを安保理決議の変遷より考察しつつ、マンデートの変更点、変更に至った背景、今後の課題等について、ディスカッションを行いました。

 

  なお本年度、早稲田大学では板垣文子研究員、境悠一郎研究員、田邉宙大研究員が順次、出前講義を開催します。

 

講義の様子3

受講生との写真