茨城県つくば市出張について

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    中谷副理事長等との意見交換
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    品種開発の加速化に資する人工気象室の視察
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    超電導量子コンピュータの視察
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    大型降雨実験施設の視察

 令和7年11月17日(月)、小野田内閣府特命担当大臣(科学技術政策)は茨城県つくば市へ出張し、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)、国立研究開発法人産業技術総合技術研究所(産総研)、及び国立研究開発法人防災科学技術研究所(防災科研)を視察しました。
 農研機構では、農作業や作業判断など様々な場面で活用が進められるAIの開発状況や、競争力の源泉である品種開発の加速化の取組を視察しました。
 産総研では、量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT)を訪問し、国産超電導量子コンピュータと、量子コンピュータとハイブリッドで活用されるスーパーコンピュータ「ABCI-Q」などを視察しました。
 防災科研では、1時間当たり300mmの豪雨と、20m/sを上回る風速を再現できる大型降雨実験施設や、全国約2,200の観測点で構成される「MOWLAS(陸海統合地震津波火山観測網)」のデータをリアルタイムで集約・解析する地震津波火山観測研究センターなどを視察しました。
 視察後の会見では、大臣より、今回の3機関の視察を通じて得た知見を活かしながら、今後、新技術立国の実現や成長戦略の策定に向けた取組を進めていきたいとの考えを示しました。