小野田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和8年1月16日
(令和8年1月16日(金) 12:15~12:40 於:中央合同庁舎8号館1階S106会見室)
1.発言要旨
日本学術会議の所管大臣として報告をいたします。
本日の閣議において、「令和8年度に日本学術会議が共同主催する国際会議について」を口頭了解しました。
令和8年度は、お手元に配布の4件の国際会議について、日本学術会議が関係の学術研究団体と共同主催することとしたものです。
日本学術会議の重要な役割の一つは、世界の学界と提携して学術の進歩に寄与することです。これらの国際会議の開催などを通じ、国内外の学術の振興に貢献し、国民の皆様から理解・信頼され続けるような学術会議であっていただきたいと思います。
共同主催国際会議の詳細は、日本学術会議事務局にお問い合わせをお願いします。
次に、経済安全保障担当大臣として報告をいたします。
本日、第14回目となる「経済安全保障法制に関する有識者会議」を開催いたしました。
本日の会議では、これまでに御議論いただいた内容を、提言骨子という形で総括をしていただきました。有識者の皆様からは、今後、この提言骨子の内容に基づいた、経済安全保障推進法の改正に関する提言をいただくものと承知をしております。政府としては、引き続き、有識者の皆様の御意見を踏まえながら、経済安全保障推進法の改正に向けて検討を進めてまいります。
詳細については、本日夕方に事務方が実施するブリーフィングにて御説明をさせていただきます。
次に、科学技術政策担当大臣として報告します。
政府は、産学官の組織の垣根を越えたオープンイノベーションの優れた取組を表彰する「日本オープンイノベーション大賞」を毎年行っております。
お手元のプレスリリースのとおり、本日、第8回の受賞候補を発表いたしました。2月9日の表彰式にて受賞者を発表する予定です。
ウェブ及び現地での参加が可能ですので、報道関係の皆様、国民の皆様、多くの御参加をお待ちしております。
次に、知的財産戦略担当大臣及び人工知能戦略担当大臣として御報告をいたします。
一部新聞等でも報じられているとおり、昨年末からSNS「X(旧Twitter)」の新たな機能により、生成AI「Grok」の画像編集機能が非常に簡便に活用できるようになり、他者が投稿した写真やイラストを第三者が無断で加工し、拡散するケースが世界中で相次いでいます。性的画像への加工をはじめ、各国で問題視されているところです。
こうした状況を踏まえ、私から事務方に指示を行い、早々に内閣府としてX社に対して速やかに改善するよう求めるとともに、書面による照会を実施し、速やかな報告を求めているところです。仮に、状況の改善が見られない場合においては、AI法に基づく指導を含め、是正に向けてどのような対応をしていくべきか等、法制上の措置も含めたあらゆる可能性について、関係省庁の協力も得ながら、早急に検討を進めたいと考えています。
詳細は事務方にお問い合わせ願いますが、いずれにしても、他者の画像やイラストには著作権をはじめとする知的財産や肖像権のようなプライバシー権が存在しており、ユーザーも適切なリテラシーを持って行動しなければ加害者になり得る点を注意していただきたいと思います。
次に、外国人との秩序ある共生社会推進担当及び科学技術政策担当大臣として報告をいたします。
1月8日から10日にかけまして、シンガポールを訪問いたしました。
1月8日は、シンガポール入国管理庁において、リアン・ギム・ファ長官と入国管理制度について意見交換を行い、各種オンライン申請や生体認証等を用いた入国審査の活用により、入国管理業務の効率化・厳格化を図っていることなどについて説明を受けました。
また、同日、シンガポール人材開発省において、タン・シーレン大臣と外国人政策についての意見交換を行い、我が国とシンガポールにおいては労働力不足という共通の課題を抱えているという認識を共有しつつ、同省関係職員から、シンガポールの外国人労働者受入れ制度について説明を受けました。厳格な制度や毅然とした対応、大変参考になりました。
1月9日は、シンガポール首相府において、アメリア・タン首相府副次官と人口問題や外国人政策について意見交換を行い、我が国とシンガポールの共通の課題である少子化に対する問題意識を共有しつつ、シンガポールにおける外国人の家事支援人材に関する施策などについても説明を受けました。
また、同日、シンガポール国土庁において、カルヴィン・ファ長官と居住用不動産取得規制についての意見交換も行い、シンガポール国土庁としては、シンガポールの土地が自国民のために使われることを目的として、外国人を対象として不動産取得規制を課していることなどについて説明を受けました。
さらに、同日、シンガポール国立大学を訪問し、同大学におけるスタートアップ支援の取組について説明を受けるとともに、現地で活躍する日本人起業家等と意見交換を行いました。また、AIのテストベッドを提供するJTCサミットを訪問し、AIロボットの研究開発・社会実装や拠点形成について、事業説明と実演を通じて把握するとともに、ジャクリーン・ポーCEO等との間で意見交換を行いました。
また、同日、シンガポールデジタル開発・情報省において、ジョセフィン・テオ大臣との間で、日シンガポール間の量子科学技術に関する協力覚書に署名を行うとともに、両国間の量子科学技術協力等に関する意見交換を行いました。
本出張の成果を最大限に生かして、外国人との秩序ある共生社会の実現に向けた各種施策の検討を一層深めるとともに、科学技術・イノベーション分野における国際協力を推進していく所存です。
次に、外国人との秩序ある共生社会推進担当大臣として御報告いたします。
1月14日、「外国人との秩序ある共生社会の実現のための有識者会議」の林座長から意見書を手交されました。御多忙にもかかわらず、御議論を重ねて意見書を取りまとめてくださった委員の皆様に、この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
高市総理からは、有識者会議における御議論も踏まえ、今月中を目途として、外国人との秩序ある共生社会の実現に向けた基本的な考え方や取組の方向性を示すように指示を受けております。
御提出いただいた意見書の内容も受け止め、引き続き検討を進めてまいります。
次に、宇宙政策担当大臣として、2点、御報告いたします。
先日14日、トヨタ自動車東富士研究所を訪問し、将来の月面探査用の有人与圧ローバの試作機に試乗させていただくとともに、現場の若手技術者を含む職員の皆様との意見交換を行わせていただきました。
今回の視察にて、非宇宙分野から宇宙分野に参戦し、日々奮闘されている方々から熱意ある説明をいただき、意見交換を行えたことは、非常に貴重な機会となりました。
また、昨日、油井亀美也宇宙飛行士が搭乗する米国クルードラゴン宇宙船運用11号機が、地球に帰還いたしました。油井飛行士をはじめ、4人の搭乗員の皆様が、国際宇宙ステーションでの活動を終え、無事、地球に帰還されたことにまずは安堵しております。
油井飛行士は、HTV-X1号機のキャプチャなどの様々なミッションや、若い世代の方々に向けた宇宙や科学技術の興味・関心を喚起する取組を力強く進められました。
有人与圧ローバの開発・提供や日本人宇宙飛行士の活躍は、非常に重要な取組でございまして、関係各省と一丸となって、我が国の宇宙開発・利用を一層強力に推し進めてまいります。
次に、大臣補佐官の発令について報告します。
本日、1月16日付で、大臣補佐官として、中田宏氏が任命されました。中田氏は、重要土地等調査法に関する施策の推進に取り組んでこられており、この分野の高い知見をお持ちだということで、官房長官から御推薦をいただいたものです。
2.質疑応答
- (問)新年第一回目ということなので、今年の抱負と、今後、特に力を入れたい政策について教えてください。
- (答)全ての担務について触れることが、時間の都合上、難しいのですけれども、挙げなかったとしても、それに力を入れないというわけではないということを前提にさせていただいて、幾つか申し上げさせていただきます。
経済安全保障担当大臣として、着任後から有識者と法改正に向けて検討を集中的に行ってまいりました。変化の激しい国際情勢も踏まえ、引き続き、スピード感を持って進めてまいりたいと思っています。
次に、科学技術政策担当大臣としては、今年はいよいよ第7期「科学技術・イノベーション基本計画」を策定し、実行に移す年です。しっかりとこちらも取り組んでまいりたいと思います。
昨年末に、ホライズン・ヨーロッパへの準参加のための協定について、実質合意に至ったところでありまして、早期に準参加が実現できるように努めてまいりたいと思います。
加えて、グローバル・スタートアップ・キャンパス構想、こちらを推進するための科技イノベ活性化法改正案の国会提出を目指すこと等、構想の実現に向けてしっかり取り組んでまいりたいと思います。
そして、昨年、AI戦略担当大臣として、我が国で初となるAI基本計画及び適正性確保のための指針の策定を行いました。知的財産戦略担当の大臣でもあり、著作権侵害など、AIをめぐる国民の不安、これもなるべく払拭していけるように、今年は同計画及び指針に基づく取組を着実に実施してまいりたいと思います。
宇宙担当大臣として、H3ロケット8号機の打上げ失敗と、みちびき5号機の落下喪失を、大変重く受け止めています。まずは、JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)において、原因究明が確実かつ速やかに進められ、必要な対策が講じられることを期待しております。
そして、今年は、新たな宇宙輸送に対応するために、宇宙活動法改正案の国会提出も目指すことにもしっかり取り組んでいきたいと思います。
外国人との秩序ある共生社会推進担当大臣として、昨年11月に開催された関係閣僚会議における総理の指示に基づいて、今月中を目途に、総合的対応策を改訂して、基本的な考え方や取組の方向性を示すために、関係大臣と連携をし、協力し、スピード感を持って検討を進めてまいりたいと思います。
そして、昨年12月に、外国人による不動産取得等の実態把握等について、施策パッケージとして公表しまして、これも引き続き、今月の取りまとめに向けて検討を加速してまいりたいと考えています。
また、来年度夏の成長戦略の取りまとめを見据えた官民投資ロードマップの策定に向けて、コンテンツ分野の世界展開など、更なる成長促進などをはじめ、担当となった7分野について、関係省庁や有識者と議論の場を設定して検討してまいりたいと思います。
ということで、挙げ切れなかったのですけれども、一つ一つ着実に取組を進めて、国民の皆様の期待に応えてまいりたいと考えております。 - (問)今年もよろしくお願いいたします。
先日12日、南鳥島沖でのレアアース試掘に向けて、海洋機構の「ちきゅう」が出航いたしました。これは従前から予定されてはいたのですけれども、昨今の中国の輸出規制などを受けて、この試掘の重要性について高まっていると考えていらっしゃるのかどうか伺いたいのと、商業化に向けては相当時間がかかるのではないかという予想もあるのですけれども、現状を受けまして、技術開発を加速する必要性についてはどのようにお考えか、以上、お聞かせください。 - (答)これはもう従前から大変重要なことであるということで続けてきた取組でございますので、経済安全保障上の観点等から、引き続き重要性は変わりなく、しっかりと進めてまいりたいと思っています。
必要な技術開発をできるだけ早く実施していく必要はもちろん常日頃からあると認識しておりまして、令和7年度の補正予算に約164億円を計上しているところであります。この補正予算により、経済性の検証や社会実装に向けた検討も加速してまいりたいと考えています。 - (問)X社のGrokの問題に関してなのですけれども、昨日、X社のほうで、Grokアカウントによる性的な画像改変を不可にする技術的な措置を講じたと発表し、ただ、それ以降も、加工ができることはこちらとしても確認しておりまして、これらのX社の対応に関して評価を伺いたいのが1点目。
それからもう1点、AI法には罰則がありませんが、今回、Grokの問題、著作権法上や、あるいは人格権上の問題が生じていますが、罰則規定の導入も含めて、法改正などについての御意見を伺えればと思います。よろしくお願いします。 - (答)昨日、X社が、技術的な対策を講じたという旨の発表をしたことは承知しておりますけれども、同社から正式な連絡が来ておらず、その具体的な内容について速やかに報告を求めているところです。
御指摘いただいたとおり、現時点においても引き続き不適切な画像の出力というものは見受けられるという報告も受けておりますし、確認しております。こういったことを踏まえると、一層の改善が求められる可能性はあると考えています。
いずれにいたしましても、先ほど申し上げた書面での照会への回答、そして、同社の今後の対応状況を見つつ、関係省庁と密に連携をしながら、早急に改善を促してまいりたいと考えております。
AI法について特出ししていただきましたけれども、AI法によるものなのか、ほかの方法によるものなのか、一番重要なのは、こういった被害を起こさないようにすることでありますので、関係省庁と連携をして、何ができるかということを不断に見直していきたいと思っております。 - (問)広い意味での外国人政策として伺います。日本の各地の観光地で外国人観光客が増えて発生するオーバーツーリズムの問題が発生していて、政府は、その対策に充てるために年末の税制改正で国際観光旅客税を1,000円から3,000円に引き上げることを決定し、法案を次の通常国会に提出する方向です。この年末年始に観光地に出かけられた方も多いと思うのですが、大臣として、今のオーバーツーリズムの現状をどう御覧になっているか、そして、旅客税を引き上げて具体的にどのように使うべきとお考えか、お聞かせください。
- (答)お尋ねの、国際観光旅客税の税率引上げについては、令和8年度税制改正大綱に基づく所要の法改正を経た上で、これにより確保する財源なども活用し、国土交通省が中心となって、関係省庁において必要な対策を着実に実施していくものと承知しております。
これは対応が所管外になるところも大きいので、踏み込んだお話は敢えてしませんけれども、やはり量の追求ではなく、何人何人という量の追求ではなく、質をちゃんと追求していくというような在り方の変更も含め、これから関係省庁で話をされるのではないかと思っています。
担当大臣としては、国土交通大臣を含め、関係大臣と連携をして、今月中を目途に、オーバーツーリズム対策を含めた外国人との秩序ある共生社会の実現について、基本的な考え方や取組の方向性をお示しできるように取り組んでまいりたいと考えています。 - (問)選挙の関係でお聞きします。高市総理は、通常国会早期の解散の意向を示していますが、この受け止めをお願いします。また、選挙戦に入ることで、予算審議や政策の進展への影響を懸念する声もありますが、経済安全保障政策や外国人政策など、御担当の政策をどのように進める考えかも併せてお聞かせください。
- (答)解散については、総理の専権事項ですので、私が何もコメントすることはございません。何が起きようと、内閣の一員として、仕事をしていくことは変わりませんので、引き続き担当している業務を止めることがないように進めていきたいと考えています。
- (問)Grokの件で2点お伺いをしたいのですけれども、今回の件は、そういった画像がGrokで作られてしまうことを懸念されて問題視されているのか、それとも、そういった画像がX上で広められてしまうことについて問題視されているのか、どちらでしょうかというのが1点目です。
2点目は、こういった画像生成AIというのはほかにもあると思うのですけれども、ほかのプラットフォームで同じような問題が出てきた場合、今後、同じような対応を取られるのか、これについて教えてください。お願いします。 - (答)すごく難しいところで、作ることだけであれば、それが性的な改変や著作権改変だけではなく、例えば自分が上げたものをこう変えたいというふうに、良い利用の仕方もできるものではあります。なので、広めることに関しても、著作権違反にならずに、自分のものを良いものにして広めるということは問題であるわけではなく、結局、自分の意図しないやり方の中で、自分のプライバシー権や著作権が侵害されて広められてしまうということは、良くないことと思っています。ただ、これをどう取り扱っていくのかということは、Grokに関しては、特定のソフトを入れたり、専門的な知識がなくても、1回で誰でもできてしまうというところで、多分、問題が広がっているところでもあるのかなと個人的には思っています。ここは本当に、AIであろうがなかろうが、こういったことは起きる問題でもありまして、コラなども何でもできるものはあるので、例えが正しいかどうか分かりませんけれども、そこに包丁が置いてあって、それをちゃんと料理に使うのか、人を傷付けるために使うのかというのは、使い手の問題でもあるわけです。なので、作れる・作れないという問題だけではなく、それを使って行うことに対して、それが著作権であったり、人のプライバシー権であったり、名誉を侵害してしまうのであれば、それはAIに限ったことでなく、それぞれの省庁、それぞれの所管するところで対応していかなくてはいけないと思っています。
- (問)今後、同じような問題がほかのプラットフォームでも出てきた場合の御対応についてもお願いします。
- (答)先ほど言ったように、道具は使い方というところもあるので、プラットフォームの対応の在り方に関しては、もちろんちゃんと誠実な対応をしてくれなければ、それはやるべきことということは、どのプラットフォームに関してもある問題だとは思っています。
- (問)1点、外国人政策の関係で確認なのですが、基本的方針の取りまとめが月末までに発表ということだったのですけれども、これは解散の影響はなく、一応、予定どおり月内に示す方針ということでよろしいでしょうか。
- (答)スケジュール感は以前より申し上げているとおりでございまして、着実に準備を進めているところでございますが、具体的にいつになるのかというのは、現時点では申し上げられないという状況です。
- (問)政策に関してではないのですけれども、年始の伊勢神宮の参拝のときに、大臣、モーニングを着用されていて、かなりネット上でも話題になっておりました。大変お似合いだったと思うのですけれども、女性閣僚のモーニング着用というのは、これまでなかなか機会がなかったのだと思うのですが、大臣として、着用を選ばれた理由、意図などあれば、教えてください。
- (答)ドレスコードがいろいろな行事でありまして、例えば、宮中行事のときも、男性はみんなモーニングを着られるので、私もずっと着たかったのですけれども、そのほうが機動力もありますし、仕事もしやすいので。ですが、ドレスコード的に、宮中においてはそれはかなわないので、ずっと作ってはいたのですけれども、着られなかったのです。伊勢神宮のドレスコードに関しては、女性はグレーや黒などのスーツでということだったので、以前、防衛大臣政務官のときも、ほかの方がちゃんとネクタイを締めて、格好をちゃんとして行ってらっしゃるところに、私が普通のスーツで行くと、それを何でこんなラフな格好で来ているのだというお叱りの声もあったりするところもありまして、やはり伊勢神宮にちゃんと敬意を示す意味でも、一番上位とされているモーニングを、スーツでいいというなら着ていきたいという思いで着たものであって、もう何を着ても何か言われるので、目立ちたくないというのも正直あったのですけれども、目立たないようにしていたはずなのに、また取り上げられて遺憾だなとは思っておりますが、私なりに誠意を尽くしたと思っておりますし、常に着られるようになったらいいなと、すごく個人的には思っています。
- (問)中国によるレアアース禁輸について、研究機関は1年間で7兆円程度の経済的損害と推定していますが、もう仮定の話ではなくて現実化しつつあるので、どの程度の損害額が出て、対策を打つことでどれぐらいまで抑えられるのか、それが何年後ぐらいの見通しなのか、お聞かせください。
- (答)個々の推計に関するコメントにはお答えは差し控えるというのも、前に申し上げたと思います。
その上で、中国によるレアアース等の輸出管理措置については、以前から続いているものでありまして、グローバルなサプライチェーンに深刻な影響が及んでおります。我が国として、米国やG7各国をはじめとする関係国とも連携の上で、毅然かつ冷静に必要な対応を行っているところでございますので、具体的なこういう影響があるとか、「だから、こう準備します。いつまでに」みたいな情報を欲しがっているのは誰なのかと考えると、それは公にすべきものではないと私は思っております。 - (問)あと、外国人担当大臣として、韓国が本部の旧統一教会の高額献金問題について取り組まないのは、これは高市総理と旧統一教会の関係が深いからなのでしょうか。2週連続で週刊文春にも報じられていますし、TM報告書、真の母の報告書に32回も登場して、総裁選での勝利を望んでいるという趣旨の発言もあるので。高市さんから指示があって、旧統一教会問題を取り上げないという方針になったのか、大臣の単独の御判断なのか、お聞かせください。
- (答)所管外だからということをずっと申し上げておりますし、高市総理は何も関係ありません。ずっとお答えしているとおりです。
- (問)外国人の迷惑行為ではないですか。
- (答)だから、それは違いますと何度も申し上げております。所管外です。
- (問)オーバーツーリズムよりはるかに深刻な問題で、実際に被害が出ていると思うのですけれども、それでも所管外ということなのですね。
- (答)あなたがそう思われているということは承知しておりますが、私としては所管外と何度も答弁を申し上げております。
- (問)すみません、先ほどあった補佐官の人事なのですけれども、中田さん、今度、富山1区に出馬するという報道が出ておりますけれども、事実関係をお願いします。
- (答)すみません、私も報道でそれは見たところではあるのですけれども、私、富山と連絡を取っているわけでもございませんし、私としては、官房長官からの御推薦を受けて、御指示どおりにしたというところでございます。
- (問)何か今回の人事と出馬が関係するということはございますか。
- (答)私は何も把握していないところでございます。
(以上)