伊東内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和7年9月9日
(令和7年9月9日(火) 11:01~11:06 於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)
1.発言要旨
まず、地方創生について、御報告いたします。
「地方創生2.0基本構想」の具体化に向けまして、先進的取組について伺い、今後の施策に生かすべく、9月11日(木)に高知県を訪問いたします。
具体的には、日高村(ひだかむら)におきまして、地域の女性や障害のある方など多様な主体が“ごちゃまぜ”になって地域の課題解決を図る取組、また、本山町(もとやまちょう)におきまして、棚田活用及び高校魅力化の取組、高知大学におきまして、IoP(アイオーピー)技術を活用をいたしました施設園芸研究など、先進的取組についてお話を伺う予定であります。
地方創生に取り組む方々の声を現場でよく伺い、地方創生2.0の具体化を更に進めてまいります。
2.質疑応答
- (問)先日、石破総理大臣が辞意を表明されて、「地方創生は自分が一番やりたかったことだ」ということも会見でおっしゃっていましたし、また、「基本構想を取りまとめたけれども、東京一極集中を脱却するために、地方創生はまだ道半ばだ」ともおっしゃっていました。
今後、地方創生あるいは万博という伊東さんの担当されている取組が、どういう方向性に進むのかというのをお伺いしたいんですけれども、どのように考えていらっしゃいますか。 - (答)総理の思いは、本当におっしゃられるとおりだというふうに感じておりました。
一昨日の会見は、本当に思いが相当おありになったことだろうと思いますし、残された期間、全身全霊をかけて、これは総理もそうでありますけれども、我々閣僚も国民の皆さんの課題に真剣に取り組んでいかなければならないという、そんな思いをしているところであります。
今、現在進行形で予定が入っているところもたくさんありまして、(地方創生)伴走支援制度の報告会、さらに、(全国)知事との意見交換会もこれはあったところでありますし、また経済団体、これは、この間、同友会が終わりまして、これから経団連あるいは日本商工会議所のメンバーとの地方・地域あるいは東京一極集中是正などの課題を、それぞれお話を聞く、あるいは、是正できるところはもう是正していく、そんな思いで取り組んでいるところであります。様々な業務がありますけれども、これからまだまだ内閣がこうやってある間は、しっかりやっていかなければという思いであります。 - (問)何か総理と直接指示を受けたものとか、そういったのはありますか。
- (答)特にありません。
- (問)ありがとうございます。
すみません。もう一点、総裁選の絡みでなんですけれども、自民党のほうで、今後、総裁選の動きがあるかと思うんですが、そちらに関しては、伊東さんのほうで新しい総裁ということで、どのような自民党にとって総裁が今必要だなというふうに考えていらっしゃるかとか、もしお考えがあったら教えてください。 - (答)たくさんの人の名前も出ているところでありますし、これからというところであります。閣僚の立場で、ここでどなたがどうだという話をする話ではないと思っておりますので、許していただければと。
(以上)