伊東内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和7年4月22日

(令和7年4月22日(火) 9:01~9:09  於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)

1.発言要旨

 
 御苦労さまでございます。沖縄担当大臣として、まず発言をさせていただきます。
 今年も、汗ばむ陽気の日が増えてまいりましたが、「クールビズ」における服装の選択肢として、沖縄の「かりゆしウエア」をぜひ積極的に加えていただければと考えております。
 「かりゆしウエア」は、夏の軽装として快適であり、毎年、様々なデザインや色の新作が出ております。
 ビジネスシーンからプライベートシーンまで、これからの暑い季節の服装の一つとして、ぜひ御検討いただければと思います。
 地元沖縄のメーカーからは、かりゆしウエアのオンライン販売も行っておりますので、皆様もぜひ一度、お気に入りの一着を探していただければと考えております。

2.質疑応答

(問)万博関係でお伺いをさせていただきます。先週末の来場者数が、2日間で合わせて16.5万人であったと協会から速報されております。来場者数の目標達成には、1日15万人以上の来場が必要であり、週末2日間で16万人というのは低調な印象も受けるのですが、大臣の所管、この人数の受け止めについてお願いいたします。
(答)まず、開幕から1週間で来場者数は64万人となっておりまして、多くの来場者の皆様に会場へお越しいただいておりますこと、感謝をいたしております。
 一方で、来場者目標の達成、人数だけではありますけれども、さらに多くの皆様にお越しいただく必要があると考えているところであります。
 開幕日以降、メディアの露出も格段に多くなってまいりましたし、また、来場者の万博の中身への反応も非常にポジティブなものになっているものが多く、実際に訪れた方々の声が広まっていくこと、これで更に来場者数が、今後、増加していくものと期待をいたしております。
 政府としても、博覧会協会と連携し、引き続き国内のメディアやSNS等を通じた万博の魅力発信を継続していきたいと思います。
 また、よく会場内の映像が流れるところでありますけれども、本当にたくさんの人においでいただいているなという思いで、感謝しているところであります。
 また、あれ以上入ると、本当に混み過ぎて今度は大変かなと、また別な悩みも出てくるような気がいたします。長丁場でありますので、まだ残り半年間でありますので、全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。
(問)今の質問に関連してなんですけけれども、もう間もなく大型連休に入るかと思います。目標人数を考えたときに、この大型連休を使って入場者の伸びをいかに伸ばすかというところが重要になるかと思うんですけけれども、先週の会見でも大臣のほうから、もっとたくさん入っていただけるように企画やPRというようなこともあったかと思うんですが、この大型連休の始まる前後に当たって、政府として何か、企画やPRというのをどのように展開していくのか、もしお考えがあれば伺えますでしょうか。
(答)大阪・関西万博の大型連休前後の企画といたしましては、4月26、27日には、国外から見た日本カルチャーの魅力を紹介し、新たな気づきを生み出す「Japan Expo Paris in Osaka 2025(ジャパン・エキスポ・パリ・イン・オオサカ)」、毎年パリで行われていたJapan Expoを、今回、会場を万博会場に移すという試みがなされるところでもあります。
 それから、4月30日から5月2日にかけまして、アニメ・マンガ等を活用して日本の地域等の魅力を海外のファンに伝える「Cool Japan Showcase・Anime Manga Tourism Festival(クール・ジャパン・ショーケース・アニメ・マンガ・ツーリズム・フェスティバル)」、これが、30日から2日までアニメファン、漫画ファンをたくさん集めて行われる行事でありますし、さらにまた、5月2日、3日には、1970年の大阪万博でも披露され、今や日本を代表する踊りとなりましたが、阿波踊りも行われるところであります。
 また、5月4日から6日にかけまして、琉球舞踊(りゅうきゅうぶよう)などを上演する「琉球祭(りゅうきゅうまつり)」も予定をされているところでありますし、これは、私の地元であります北海道からでありますけれども、アイヌ文化の対外発信を推進する「アイヌ舞踊の披露」、これが、250名くらいの歌と踊りと、ということでありますが、開催される予定にもなっております。
 こうした各種の取組を通じて、世界が新しい日本を発見する大阪・関西万博に多くの来場者をお迎えできるよう、最大限の力を尽くしてまいりたいと考えております。
 プレスの皆様にも、是非こうした取組を取り上げていただき、一緒に万博を盛り上げていただきたいとお願いをする次第であります。
(問)一部報道で、8月5日の万博のナショナルデーに合わせて、ウクライナのゼレンスキー大統領が来日されて、石破首相と首脳会談を検討しているという報道がありました。これについて、現在、検討中であったりとか、調整中で把握されている事実があれば、お伺いできますでしょうか。
(答)報道につきましては、承知をいたしておりますけれども、他国の要人の外遊日程に係る他国政府の検討状況につき、我が国としてコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。
 その上で、御指摘の首脳会談につきましては、何ら決まっておらない、聞いていないということでございます。

(以上)