伊東内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和7年4月18日

(令和7年4月18日(金) 17:07~17:15  於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)

1.発言要旨

 
 国際博覧会担当大臣として御報告いたします。
 大阪・関西万博が先日開幕いたしました。開幕初日となる4月13日(日)には14万人を超える方々にお越しいただき、翌日以降も、多くの皆様に御来場いただいております。
 その中で生じた様々な課題につきましては、博覧会協会とともに一つ一つ課題解決を図ってまいります。
 例えば、ゲート入退場時の混雑に対しましては案内・誘導の改善を図るほか、チケットのQRコード表示を円滑にするため、移動基地局等の追加設置による通信容量の拡大や簡易Wi-Fiの設置を行いました。入場に必要なQRコードの事前準備につきましても、呼びかけを行っているところであります。
 会場の案内につきましても様々な御指摘をいただいているところでありますが、例えばトイレの場所が分かりやすいように、案内板を会場内に約70か所設置いたしました。
 携帯の充電切れがたくさん発生しておりましたので、貸し出しモバイルバッテリーの数を6倍に増やしたところでもあります。
 いずれにせよ、会期中に発生する課題につきましては、博覧会協会と緊密に連携しながら随時対応してまいります。また、184日間の会期を通じて継続的に改善を図っていくことで、来場者の満足度を高めていきたいと、このように考えております。

2.質疑応答

(問)今ほど改善点、様々ありました。先週も伺ったんですけれども行列を実際御覧になってどう思ったのかということと、今お話もあったんですが、改めて今後、多分いろんな課題もやっていくうちに出ると思うんですけれども、どういうふうに政府として支援していきたいかお考えをお願いします。
(答)まず、開幕直後ですから、ある程度たくさん入ってくれないと困るなというのも正直、主催者側として見ればあるわけであります。ただ、混雑で1時間半待たされたとかいろいろあるものでありますから、その対策を取らなければならないということであります。
 開幕初日となります13日に発生いたしました東ゲート入場における混雑につきましては、案内や誘導の改善のほか、移動基地局等による通信容量の拡大や簡易Wi-Fiの設置、QRコードの事前準備の呼びかけ等を通じ、この3日間は大きな混雑が見られないと承知しているところであります。
 これからも様々な課題が出てくると見込まれますが、この1週間と同様に一つ一つ解決策を講じてまいります。そして、来場者の皆様にお楽しみいただけるような万博にしていくことが重要であります。
 博覧会協会の取組を、政府としても全面支援をしてまいりたいと思います。
 ただ、行かれた方々の声を聞きますと、おおむね評価いただいております。また行きたい、あるいは是非行ってみたいと。これまたテレビで相当特集番組を組んでいただいているおかげかなと思って感謝しているところであります。
(問)万博の一般来場者数について伺います。開幕日は11.9万人が訪れましたが、平日は4万人から6万人台にとどまっています。この数字に対する受け止めと、今後どのように来場者を呼び込むかについてお考えを伺います。
(答)大阪・関西万博の開幕日である13日は日曜であったところ、約14万人、平日も毎日6万人を超える来場者数となっているところであります。メディアでの露出も格段に多くなってきており、これから更に入場者数は伸びていくと考えられるところであります。
 ただ、毎日4万とか6万とかでは全然足りないわけでありますので、もっともっとたくさん入っていただくような企画や、あるいはPRをしていきたいと考えております。
 今も申し上げましたが、来場者の皆様の評価、反応は非常にポジティブなものが多く、実際に訪れた方々の声が広まっていくと、更に来場者が増加していくのではないかと期待しているところでございます。
(問)閣僚の皆さん全てにお伺いしているんですけれども、来週から靖国神社で4月21日から23日にかけて春季例大祭が開かれます。期間中、大臣の参拝の御予定はございますか。また、真榊などの奉納をされる御意向があるかお聞かせください。
(答)参拝させていただく予定はございません。また、真榊を奉納する予定もございません。

(以上)