伊東内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和7年4月11日

(令和7年4月11日(金) 9:00~9:06  於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)

1.発言要旨

 
 博覧会担当大臣として御報告をいたします。
 いよいよ明日4月12日に大阪・関西万博の開会式が天皇皇后両陛下及び秋篠宮皇嗣同妃両殿下の御臨席のもと行われ、明後日(13日)にはいよいよ開幕がされるところであります。
 国内外から一人でも多くの方に御来場いただき、一緒に万博を盛り上げていきたいと考えているところであります。
 会期中につきましては、ほぼ毎日、公式参加する国や地域、国際機関のナショナルデーまたはスペシャルデーが開催されますが、開幕翌日の14日には、各国に先駆けて、一番最初になるわけでありますけれどもトルクメニスタンがナショナルデーを迎え、ベルディムハメドフ大統領が万博会場にお越しになります。
 私も諸事情が許せば、同国のナショナルデー行事に第1号ですので参加をしたいと考えているところであります。
 世界が新しい日本を発見する大阪・関西万博に国内外からの来場者の皆様を万全の体制でお迎えできるように、大阪府市、経済界、博覧会協会とともに、国際博覧会条約に基づく「招請国政府」として、最大限の力を尽くしていきたいと、このように思っているところであります。
 天気のほうは何とかもってくれるのかなと思っているところでありますけれども、13日はちょうどまだ分からないような天気予報でありますので、これで晴れてくれると、スパっとスタートできるなと、そんな思いであります。
 私のほうから冒頭の発言は以上であります。

2.質疑応答

(問)今ほどお話がありました大阪・関西万博について、どのような万博とし、来た方にどのように楽しんでほしいのか。大臣の御担当である機運醸成のために、開幕した後もどのようなことに取り組んでいくお考えかお聞かせください。
(答)これまでも万博に関しては何度もお話をさせていただいておりますけれども、「多様でありながら、ひとつ」という理念を表する万博のシンボルであります大屋根リングや、あるいは「いのち」をテーマとした8人のプロデューサーによるシグネチャーパビリオンをはじめ、「いのち輝く未来社会のデザイン」のテーマの下に、様々な魅力的な展示・イベントが会場に終結をするところであります。
 御来場いただいた皆様にはこうした万博の魅力を楽しんでいただき、日本の魅力を発信し、あるいは日本の成長につなげていく万博としたいと考えております。
 また、この万博は、大阪・関西だけの万博ではない。万博を通じて、地域の魅力を再発見し、全国各地に足を運んでいただきたいという大きな目的、意図があるところであります。
 万博は10月13日まで半年間開催されますことから、開幕後も継続して、様々な機運醸成の取組を行ってまいります。
 具体的には、開幕後の会場内外の様子を、メディア等を通じて積極的に発信することで、更に多くの方々に万博への関心を高めてもらう取組や、あるいは万博参加国と全国の自治体との国際交流につきまして、万博開催期間中の交流を支援することにより、万博終了後のレガシーにつなげてもらう取組を行う予定でございます。
 最近、ニュースでも特集番組でも万博が紹介されるようになって、券の売行きも少しよくなってきた、あるいは皆さんの話題に上るようになってきた、知名度あるいは関心度が高まった、このように思うところでありまして、10月まででありますので精一杯頑張りたいなと、こう思っているところであります。

(以上)