伊東内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和7年2月25日

(令和7年2月25日(火) 13:59~14:05  於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)

1.発言要旨

 
 今月2月10日(月)から、尿路感染症のために入院をさせていただき、一昨日2月23日(日)退院し、今日(2月25日(火))から職場に戻ったところであります。随時、報告なども受けておりまして体制は万全であったと、こう思う次第であります。
 関係者の皆さんに、迷惑を掛けて申し訳ないと思う次第であります。これから万博をはじめとして、たくさんのイベント、行事等もありますので、しっかりこなしていきたいと考えているところであります。

2.質疑応答

(問)まずは復帰されて何よりです。
(答)ありがとう。
(問)関連で、万博開幕が迫る中、大臣の体調を不安に思うような声もあると思うのですけれども、今後、職務というのは体調を万全に行える状態でしょうか。お伺いします。
(答)基礎疾患があっての話じゃないものですから。尿の出が悪くなった。そこに雑菌が一部入ったというぐらいのことであります。これは完治しましたので、大丈夫であろうと思います。
 本当に大事な時期に申し訳ないという思いでございます。
(問)本日、石破総理大臣や伊東大臣は全国知事会と面会され、当日券の販売やチケットの簡素化など、利便性向上について打ち出しをされました。前売り券の売れ行きが伸び悩む中、改めて意義と今後の機運醸成に向けた取組についてお考えを教えてください。
(答)御心配をおかけしておりますし、全国各地でこのチケットの販売及び普及に御尽力いただいている皆様に感謝を申し上げる次第であります。
 私も大臣(就任)直後から、もう少し簡易な購入方法はないものか、というような話もしてきたところでもありまして、全国知事会の皆様からも含めて、たくさんのそういった御意見をいただいたところでもあります。
 コンビニやあるいは旅行代理店等で簡単に購入することができる、手に入れることができるような、そういう発売方法等もあるわけでありまして、今般、そういった販売方法、発売方法について、割引率その他を含めて新しい形を模索したいということで、これは武藤(むとう)経済産業大臣のもとに今、そういった検討がなされているところであります。
 今日、村井(むらい)宮城県知事、全国知事会会長、副会長の平井(ひらい)鳥取県知事がお見えになり、大阪府の吉村(よしむら)知事も地元代表ということでもありまして、加わっていただいて、それぞれお考えをお聞かせをいただいたところであります。
 公式ガイドブックがもう間もなく発売されるということもありまして、たくさんの皆さんに万博のコンテンツの中身等を含めて関心を持っていただき、またお知らせすることができるのではないかなと、そのような思いをしているところであります。
 これまでと違って、更に会場内においても事前予約なしで多数のパビリオン、イベントが観覧できるようなことを積極的にPRしてまいりたいと考えているところであります。
 知事の皆様方からは、全国知事会を通じてPRをしていただき、機運醸成にお力添えをいただいているところに、大変に感謝をする次第であります。
 万博に行ってみたら、どのような素晴らしいものを見ることができるのか、あるいは興味深いものを見ることができるのかということで、もっともっと興味を持って抱いてもらう。そういう運動をこれから残り少ない期間でありますけれども、続けていきたいと思っております。
(問)予算についてお伺いします。新年度予算案を巡って、野党が地方創生交付金などを削減し、教育無償化財源などに振り向けようと修正を今、求めていますけれども。
 地方創生は現政権の肝入り政策ですけれども、この修正案に対する大臣の受け止めをお伺いしたいと思います。
(答)地方創生交付金につきましては、全国各地で期待する声も大きいわけでありますし、もう既に新年度予算に向けての問い合わせ、申請件数なども増えてきているところであります。
 自治体の自主性と創意工夫に基づく取組を支援するという観点から、ソフト事業とハード事業の制度区分を廃止し、両者を組み合わせた取組の促進を図る。また交付金の未活用、低活用自治体も十分に活用できるよう、国の職員による伴走支援の強化などの見直しによりまして、申請の増加を見込んでいるところであります。

(以上)