伊東内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和7年1月24日

(令和7年1月24日(金) 10:33~10:38  於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)

1.発言要旨

 
 おはようございます。消費者及び食品安全担当大臣として、令和6年度消費者志向経営優良事例表彰について、お知らせをいたします。
 お手元にお配りしました資料のとおり、「令和6年度消費者志向経営優良事例表彰」を選定いたしました。
 今年度の大臣表彰は、衛生・生活用品メーカーの花王(かおう)株式会社に授与することといたしました。
 詰め替えやすさと耐久性を維持しながら、プラスチック使用量を削減した食器用洗剤を商品開発し、環境負荷の低減に寄与している点や、廃棄されるPET(ペット)素材を原料とした高耐久アスファルト改質剤を開発し、資源循環や張替工事の減少による交通渋滞の減少に貢献している点を評価いたしました。
 2月18日(火)に開催されます日経SDGsフォーラム特別シンポジウムの中で、表彰式を行います。
 花王株式会社をはじめとした受賞事業者の優れた取組を多くの皆様と共有し、消費者志向経営がより一層広がる機会となればと思います。
 詳細につきましては、事務方にお問い合わせいただきますよう、お願いをいたします。

2.質疑応答

(問)明日(1月25日(土))新しい地方経済・生活環境創生会議の第3回が、宮城県気仙沼市(けせんぬまし)で開かれます。これは初めての地方開催となりますが、改めてこの有識者会議を地方で開くことの意義と、大臣も出席されますが、意気込みを聞かせてください。
(答)これまで都内で2回、開かれてきているわけであります。テーマごとに、地方の現場で地方創生に取り組む関係者のヒアリングや現地視察を行い、地方の現場の意見を直接くみ取ることは、基本構想の策定に向けて、重要なプロセスであると考えております。
 特に今般は、明日の会議につきましては、「若者・女性にも選ばれる地方をつくる」これを議題といたしまして、男女間の賃金格差の把握・是正に向けた先進的な取組が行われている宮城県気仙沼市で開催することとなったところであります。
 開催に当たりましては、若者活躍・女性活躍に取り組まれてる方々からの先進事例をしっかりと伺うとともに、有識者委員も交え、活発な議論をしてまいりたいと考えております。
(問)本日(1月24日(金))から通常国会が始まりますけれども、大臣はどのように国会に臨まれるのかお聞かせください。
(答)昨年(2024年)10月、石破内閣の発足に伴い、地方創生担当大臣また沖縄及び北方対策担当大臣をはじめ、たくさんの役職をあずかったところでありまして、その中での本年初議会と思っているところであります。一段と気構えをしっかり持って対応していきたいと思っているところであります。
 非常に担務も広く、昨日(1月23日(木))も北方領土、沖縄問題の特別委員会でありましたし、これからもまだ開催していない特別委員会もあるところでありまして、しっかりした責任を果たさなければと思っているところであります。

(以上)