伊東内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和6年12月13日
(令和6年12月13日(金) 8:31~8:34 於:参議院本館3階内閣記者会3)
1.発言要旨
冒頭発言なし
2.質疑応答
- (問)おととい新地方創生有識者会議のメンバーが、総理官邸で石破総理大臣と面会しました。
面会の中でどのような意見が交わされたのかということと、これまで2回開催された有識者会議ですが、ここで出た委員の意見が今後どのように反映されていくのかお聞かせください。 - (答)おととい、12月11日(水)に開催されました、第2回新しい地方経済・生活環境創生会議の後に、座長である増田(ますだ)委員を含めた9名の委員の方が、石破総理と面会され、私も同席をさせていただきました。
面会においては、まず増田委員からこれまでの2回にわたる有識者会議の議論の状況について御報告いただいたのち、総理を交えた意見交換が行われたところであります。同席していただいた委員の皆さんから一言ずつ、これまでの経緯や感想を述べられたところでありました。
その委員からは、人口減少の中でも持続可能な地域づくり、あるいはまた若者・女性にも選ばれる地域づくりやアンコンシャス・バイアスの解消、地方経済における観光産業のポテンシャル、などについて、それぞれ御発言があったところであります。
また、総理からは、これまでの熱心な議論への感謝と、国民的な機運の向上に期待する旨の御発言がありました。
委員の皆様には、有識者会議において、非常に熱心に御議論いただいているところであり、これらの議論を踏まえながら、まずは「基本的な考え方」を取りまとめ、さらに議論を深めていき、今後10年間集中的に取り組む「基本構想」の策定につなげてまいりたいと思う次第であります。 - (問)今の関連で質問なのですけれども、増田座長がその意見交換後に、「人口減少を前提とした政策を打っていくべきだ」というふうに総理にお話ししたということでしたけれども、大臣は、その考えについてどうお考えでしょうか。
- (答)正直な話、かなり難しい問題がたくさん含まれております。貴重な御意見を皆さんからいただいたところであります。
人口減少をなかなか食い止めることは難しいのですけども、委員の皆さんと一緒に、これから10年間の基本計画を作りながら、これを解消するような方向を見いだしていきたいと考えています。
(以上)