伊東内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和6年11月12日

(令和6年11月12日(火) 10:15~10:19  於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)

1.発言要旨

 
 皆さん、御苦労様です。昨日は夜遅くまで、お疲れ様でございました。
 まず私から、消費者及び食品安全担当大臣として、グリーン志向の消費行動に関するワーキングチームの開催についてお知らせをさせていただきます。
 持続可能な開発目標・SDGs(エスディージーズ、Sustainable Development Goals)でありますけれども、これを踏まえ、公正かつ持続可能な社会の形成は、全世界的により一層重要な課題となっております。
 消費者が社会課題を自分事として捉え、課題解決に取り組むことは、今後益々重要であると考えております。
 消費者庁としても、この観点から、人や環境に配慮した消費行動であるエシカル消費の普及・啓発など取組を進めてまいりました。
 消費者においては、気候変動などの地球環境問題をはじめとする社会課題に対する関心は一定程度高まりが見られている一方で、人や社会、環境に配慮した消費行動を実践している方は未だ一部にとどまっております。
 そこで、まずは環境に配慮した消費行動に着目し、現状どのような課題が存在するのか分析を行い、消費者の行動変容を促していくために必要となる具体的な取組の方向性を明らかにすることを目的に、消費者庁にワーキングチームを立ち上げることといたしました。
 このワーキングチームでは、消費者教育推進会議会長であります大藪千穂(おおやぶちほ)教授を座長といたしまして、産業界や民間団体において実務に携わる有識者に御議論をいただくことといたしております。
 第一回のワーキングチームは、11月19日(火)に開催予定であります。詳細は事務局にお問い合わせをいただきたいと思う次第であります。
 私からは冒頭以上でありますけれども、皆様のほうからまた、御質問等ありましたら、お受けしたいと思いますので、よろしくお願いします。

2.質疑応答

(問)昨日(11月11日)、第2次石破内閣が発足し、伊東大臣は大臣続投されるということなのですけれど、大臣という職務に当たる、改めての意気込みをお願いします。
(答)石破内閣が、一丁目一番地、最重要政策としております、この地方創生、大きくは日本創生という言い方を、総理はしておられます。その担当大臣ということで、改めて身の引き締まる思いであります。
 私の担務につきましても、いずれも内閣の重要な政策課題でありまして、石破内閣の一員として、国民の皆さんのために、引き続き精一杯取り組んでまいりたいと、このように思っております。
 主要な個別政策につきましては、地方創生あるいは大阪・関西万博、あるいは沖縄・北方対策、さらに消費者及び食品安全政策であります。
 かなり幅広い分野を担当をさせていただくことになりました。全力を挙げて、頑張ってまいりたいと思う次第であります。

(以上)