野田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年7月29日(夕方)

(令和4年7月29日(金) 17:51~17:54  於:中央合同庁舎第8号館1階エントランス)

1.発言要旨


 本日、「令和5年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針について」を閣議了解しました。
 こども政策の関連で申し上げれば、少子化・こども政策に係る経費が、防衛やGXとともに、「予算編成過程における検討事項」とされました。通常のシーリングの枠外で必要なものについて要求ができるということになります。
 子供を取り巻く状況は深刻かつ複雑であり、待ったなしの課題と言えます。また昨今の少子化の進行は危機的であり、まさに有事といえる状況です。また、子供への投資は未来への投資であり、人がいなければ、そもそも国を維持するのは困難です。こども家庭庁の初年度にふさわしい予算になるようにしっかりと要求していきたいと思っています。
 また、具体的な内容についても、厚労省や内閣府など所管ごとの縦割りではなく、私の下で、子供目線に立ち、政策ごとに体系化し取りまとめて要求いたします。あわせて、年末の予算編成に先立ち、こども予算の要求・編成の基本的な考え方・方向性について、この夏の段階から整理し、年末に向けてしっかり取りまとめるように、本日、事務方に指示しました。

2.質疑応答

(問)具体的な政策を出していって必要な予算が決まってくると思うのですけれども、だいたいの目標として、これくらいは欲しいというのはあるのでしょうか。
(答)むしろ、何度も申し上げているように、まずは子供の視点に立って体系的にとりまとめることが一番大切だということで、現時点では申し上げることは困難ですが、いずれにしても、令和5年度の予算について、近い将来、倍増を目指すための明確な第一歩となるよう必要な予算をしっかり要求したいと考えているところです。

(以上)