野田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年2月10日

(令和4年2月10日(木) 8:49~8:53  於:中央合同庁舎第8号館1階S106記者会見室)

1.発言要旨


 本日は、私の方から1件御報告をさせていただきます。地方大学・地域産業創生交付金について、新規の申請に対する有識者委員会の評価結果を報告します。
 この交付金は、首長のリーダーシップの下、産業創生・雇用創出を中心とした地方創生と、地方創生に積極的な役割を果たすための組織的な大学改革に一体的に取り組む地方公共団体を重点的に支援するものです。令和3年度の公募に申請された地方公共団体のうち、北海道函館市については、昨年7月、「計画作成支援枠」として支援することが決定したことから、内閣府の事務局が計画作りを支援してきました。
 この度、同市と北海道大学等が取り組む「魚介藻類養殖を核とした持続可能な水産・海洋都市の構築~地域カーボンニュートラルに貢献する水産養殖の確立に向けて~」という計画について、有識者委員会による評価が行われ、評価基準を満たす優れた事業として「採択」と評価されました。今後、内閣府において法律に基づく計画の認定や、交付の手続を行った上で、国会で御審議いただいている予算案が可決された場合には、同市に対して今年4月から本交付金による支援を開始することとなります。詳しいことについては事務方に聞いてください。

2.質疑応答

(問)子供へのマスク着用についてお伺いします。政府は8日に保育園児に無理のない範囲での着用推奨の方針を示しました。一方で、昨日の自民党のコロナ本部でも、「窒息の危険性がある」というような懸念の声が出ました。野田大臣の子供のマスク着用への考え方を教えてください。
(答)このことは、本来は後藤厚生労働大臣の所管になりますけれども、私としても関心を持って様々、報道を受け止めてまいりました。今朝も改めて閣議前に、後藤大臣とその実際の状況についてお話を聞きまして、政府としては、今日の夕方開かれるコロナ対策本部において、基本的対処方針の中で、しっかり皆さんに不安なきようお届けできるのではないかと聞かせていただいたところです。
 とにかく、子供たちをどう守るかというのは、様々、取組があると思います。最善の方法、いろいろな方法があると思いますが、それをしっかりと有識者の人たちに知見を集約していただいて、子供に負荷をかけないよう、さらに保護者にも様々な精神的負担をかけないように、いい道を模索していければと思っています。

(以上)