野田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年1月21日

(令和4年1月21日(金) 9:31~9:35  於:衆議院本館2階 議員食堂)

1.発言要旨


 私の方から2件報告することがあります。本日午後、2022年度SDGs未来都市等の募集を開始いたしますので、お知らせいたします。SDGs未来都市は、SDGsの達成に向け、経済、社会、環境の3側面を統合した優れた取組を提案する都市を公募により選定するものであり、今年度までの4年間で累計124都市を選定、2024年度までに210都市の選定を目指しています。
 今回の募集においては「2050年カーボンニュートラル」や、「デジタル田園都市国家構想」の実現に向け、脱炭素社会の推進やデジタル技術を有効に活用してSDGsの達成を目指す先導的な提案を期待しています。本件の詳細につきましては、事務方にお尋ねください。
 もう一つ、企業版ふるさと納税に係る大臣表彰の受賞者決定について報告をします。平成28年度に創設された企業版ふるさと納税は、令和2年度に税の軽減効果引上げなど大幅に充実させた結果、令和2年度の寄附実績は110.1億円となり、前年度比約3.3倍の増加となりました。企業版ふるさと納税については活用促進を図るため、毎年、模範となる取組を行った企業や地方公共団体を表彰しています。
 今般、選考委員による審査を経て、令和3年度の受賞団体を決定いたしました。地方公共団体部門の4団体、企業部門3団体の計7団体です。地方公共団体部門には石川県能登町、岡山県真庭市、高知県日高村、鹿児島県大崎町、企業部門はアステリア株式会社、信金中央金庫、ヤフー株式会社です。
 2月10日(木)にオンラインでの開催となる表彰式では、受賞団体の取組を称えるとともに、制度の理解を深める内容も盛り込む予定です。今後も引き続き、このような受賞団体の取組の広報を通じて、企業版ふるさと納税の活用促進に積極的に取り組んでまいります。
 なお、受賞団体の取組内容等の詳細についても事務方にお尋ねください。

2.質疑応答

(問)5歳から11歳までの子供に対するコロナワクチンが承認される見通しとなりましたけれども、そういう小さい子供を持つ親御さんからは「情報が少ない」であるとか、「副反応が心配だ」とか、不安の声も聞かれます。
 子ども政策を所管する大臣として、関係のある省庁であるとか、関係機関に要望することはありますでしょうか。
(答)私も子供が11歳なので非常に関心を持って、昨日ニュースでそういう承認がなされるということを聞きましたが、私の方にもそれ以上の連絡というか、内容は伝わってきていないので。今朝も閣議前に担当の大臣たちと少し話をさせていただいたのですけれども、まだ今日、明日にそういうことが行われるのではなくて、3月ぐらいなのかなという話も聞きましたし、内容についてはこれから詳細はつまびらかになってくると思うので、きちっと情報を共有して、かつ大勢の親御さんの方に正しい情報とか、リスクも含めて伝えられるよう働きかけていきたいと思っています。

(以上)