野田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年11月12日

(令和3年11月12日(金) 10:03~10:07  於:中央合同庁舎第8号館1階S106記者会見室)

1.発言要旨


 私の方からは報告を3件させてください。初めに、本日の閣僚懇談会において「女性に対する暴力をなくす運動」の実施について発言をし、全閣僚に対して11月12日から25日までの2週間、シンボルマークであるパープルリボンの着用をお願いしました。
 本年の運動は「性暴力を、なくそう」をテーマに実施いたします。「性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター」の令和3年度上半期の相談件数は約2万9,400件であります。これは前年度同期を3割近く上回る件数となりました。性犯罪・性暴力の被害者がためらわずにワンストップ支援センター等に相談することができるよう、政府を挙げて性犯罪・性暴力対策の取組をしっかり進めてまいります。
 また、運動期間中、全国47都道府県、250か所以上でランドマークをシンボルカラーである紫に点灯する「パープル・ライトアップ」を実施します。本年は迎賓館赤坂離宮において初めて行うことになりました。さらに、地方公共団体や関係機関との連携の下、各地で様々な意識啓発のための取組が行われることとなっています。
 次に、少子化対策担当大臣として報告します。本日の閣議において、今月21日を「家族の日」として、その前後1週間である14日から27日までを「家族の週間」として実施すること、これを閣僚の皆さんに御協力をお願いしたところです。
 「家族の日・家族の週間」は国民の皆様に子育てを支える家族と地域の大切さについて理解を深めていただくものです。内閣府では20日から「家族の日オンラインフォーラム2021」をYouTubeで動画配信することによって開催いたします。私からも国民の皆様にメッセージをお伝えする予定です。
 3つ目、最後は視察について報告いたします。地域における意欲ある取組やニーズ等を把握し、地方創生をはじめとした今後の取組に生かすべく、11月13日土曜日に宮城県南三陸町、石巻市、東松島市を視察いたします。
 今回の視察では女性の視点から地方創生に取り組んでいる方々との車座による意見交換をはじめ、地域おこしの活動や障害者と農業を融合させた農福連携の取組等を視察させていただくとともに、東日本大震災の記憶を風化させないために南三陸町と石巻市にある東日本大震災復興祈念公園を訪れ、献花をさせていただこうと思っています。新型コロナウイルス感染症の影響も踏まえつつ、地方創生をはじめとした各種施策の推進にしっかり役立てていきたいと考えています。詳細は事務方にお尋ねください。

2.質疑応答

(問)なし
(答)なし

(以上)