若宮内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年4月22日

(令和4年4月22日(金) 9:17~9:22  於:中央合同庁舎第4号館1階108会議室)

1.発言要旨


 今日は2点ご報告申し上げます。
 公文書管理担当大臣としてご報告させていただきます。
 お手元にお配りをさせていただいているかと思いますが、明日4月23日土曜日から国立公文書館におきまして、「沖縄復帰50周年記念特別展公文書でたどる沖縄の日本復帰」が開催されます。
 この特別展は、本年が沖縄の本土復帰50周年であることから、国立公文書館が所蔵する公文書を通じまして、戦後の沖縄の歩み等をご紹介するものになります。ぜひ多くの方に足を運んでいただき、沖縄がどのように日本への復帰を果たしたのか、また復帰後の沖縄の歩みはどのようなものだったのかを知る機会としていただくとともに、歴史的な公文書を後世に残す意義についても、ご理解を深めていただければというふうに思っております。
 また、この特別展の開催に当たりまして、本日夕刻から総理、沖縄担当の西銘大臣、そして公文書管理担当の私が出席させていただきまして、開会式を行わせていただきます。詳細につきましては、事務方の方にお問合せをいただければと思っております。
 続きまして、国際博覧会担当大臣としてご報告をさせていただきます。
 明日4月23日でございますが、京都府そして大阪府に出張させていただきます。京都では、西脇京都府知事と面談をし、大阪・関西万博に向けました取組の現状あるいは課題などにつきまして、意見交換を行う予定でございます。
 また、大阪では1990年に開催されました「国際花と緑の博覧会」、この開催された花博記念公園を訪問させていただく予定でございます。残されている当時のパビリオン等を視察し、万博のレガシーの在り方などにつきまして、今後の施策の参考にしてまいりたいと、このように考えているところでございます。

2.質疑応答

(問)京都と大阪に出張されるということで、大阪・関西万博、大阪というところでは、非常に注目が高まってきているのかなとは思うんですが、周辺の京都であったり、兵庫であったり、奈良であったり、「関西」が付いているので、そういった周辺をどんどん巻き込んでいくっていうことも、今後どんどん必要になってくるかなとは思うんですが、その辺り、大臣としてはどのように考えていらっしゃいますでしょうか。
(答)もう今おっしゃってくださったとおりで、私も、大阪だけでなくて、やはり京都に参りますけれども、奈良ですとか、あるいは兵庫ですとか、あるいは鳥取、それから徳島、和歌山を含めたこの関西地域の広域連合の知事の方々にお目にかからせていただき、やはり大阪だけではなくて、関西全体でまずは盛り上げていただきたいなというふうにも思っておりますし、大阪・関西万博という名前ではございますが、これは日本全体でやっていくべきもので、であるからこそ、政府が主体となってこれを企画し、そしてまた博覧会協会とともになって、更に地元の自治体の皆さま方とも力を合わせてやっていこうということでございます。
 この国際博覧会はやはり何といっても、何度かこの場でも申し上げさせていただいておりますが、日本の国全体として世界に対するどういった形での貢献ができるのか、あるいは新しい技術開発や、あるいはこれからのライフスタイル、あるいは働き方、全て含めた形での新たな提案がどういった形でできるのか、30年後、50年後の未来の社会を現実のものとしていくためのショールームの一つのショーケースでもあるというふうに思っております。
 そういった意味では、日本全国に、これは先般4月18日でしたか、企画させていただいて、全体的なプロデューサーの方々とのお披露目がございましたけれども、日本全国にこの勢いを広めていきたいなと、こう思って、その一環でございます。

(以上)