河野内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年6月23日

(令和3年6月23日(水) 19:02~19:34  於:中央合同庁舎第8号館1階S106記者会見室)

1.発言要旨

 6月9日のワクチン接種回数は、本日公表のデータで99万9,487回と、1日あたりの接種回数が100万回目前になりました。
 翌日時点の数字と今日時点の6月9日分の数字を比べますと、だいたい1.75倍になっております。接種券をかかりつけ医等から回収して、あるいは接種会場から回収して、自治体でVRSに入力してくださっている分というのが、だいたい翌日入力された分の4分の3程度が、順次後から入力されてくるということになります。
 その計算でいきますと、例えば6月15日火曜日は1.75倍というところで見ると、恐らく113万回程度、6月17日ですと115万回程度の接種回数になる可能性が非常に高いと思っておりまして、恐らく今、全国の自治体あるいは大規模接種会場で頑張って打っていただいています。実力的には、1日に120万回程度に達しているのではないかと思われます。
 ここにさらに職域接種が立ち上がって巡航速度になりますと、1日当たり20万回から30万回弱程度の接種回数になるのではないかと思っております。そうすると、1日の接種回数は合計で140万回程度になるのではないかと推定されます。
 そうなりますと、今までの最初の山であった、ワクチンを確保する、それから2つ目の山の打ち手を確保するというところから、ワクチンの供給をいかに適正に行っていくか、それに加えて、若い世代の皆様にもどのように働きかけをして、積極的に打っていただくかという次の山に移行しているという状況だろうと思っております。
 現在、ファイザー社製ワクチンについて申し上げれば、今日までに7,000万回分を自治体に配分し、恐らく先週末までに3,000万回分が接種されておりますから、おおよそ全国的に4,000万回分程度の在庫があるということになります。1億回分が6月末までに入ってきて、恐らく6月末までに4,000万回分を超える分が接種できると思いますので、6,000万回分の在庫、それから7月~9月に入ってくる分でファイザー社製ワクチンをしっかり自治体で打っていただくということになろうかと思います。
 それに加えましてモデルナ社製ワクチンが9月末までにトータルで5,000万回分供給されるということになっております。このモデルナ社製ワクチンを使って職域接種と自治体の大規模接種をお願いしておりましたが、職域接種、それから自治体の大規模接種、双方ともに相当な勢いで申請を頂いております。現時点で職域接種と大学拠点接種を合計いたしますと恐らく3,300万回を超えてきております。それに自治体の大規模接種の申請が1,200万回を超えてきておりますので、かなり上限に近くなっております。
 それに加えて、このモデルナ社製ワクチンの1日当たりの可能配送量はもう上限に達しておりますので、一度ここで申請の受付を休止させていただきたいと思っております。自治体の大規模接種についてはいったん新規の受付を休止させていただいて、職域接種については金曜日(25日)の午後5時をもって申請受付を一時休止させていただきたいと思っております。
 大規模接種並びに職域接種については、今、一つ一つの申請を精査させていただいておりまして、特にモデルナ社製ワクチンの場合は一度輸送して接種先の冷凍庫に入れてしまうと、現時点ではそこから再輸送が認められておりませんので、余剰ワクチンが発生してしまうと非常に難しい事態になります。したがいまして、1か所ずつワクチンの接種回数や予定されている配送量等を精査させていただいて、余剰になりかねない分については必要量に削減をさせていただきたいと思っております。
 それと1日当たりの配送可能量と、残念ながら今は適正在庫を持ち得ませんので、そこについてもしっかりとフローを見直して、フローとストック両方から確認していきたいと思っております。確認して精査が終わった時点で余った枠については、順次、お待ちいただいている申請を承認して、ワクチンをお届けする作業をしたいと思っておりますが、現時点でこれ以上申請を受け付けても、最終的に承認できない量になってしまっては、申請のための事務作業ですとか、あるいは医療従事者の確保といったことが無駄になってしまいかねませんので、いったん申請の受付を休止させていただきたいと思っております。
 そういう中で、今、自治体がかなり頑張って1日100万回を超える接種を実現してくださっておりますが、職域接種の申請を見ますと、3,000か所を超える申請のうち1,000か所を超える申請は東京都から出されております。首都圏、それから大阪を中心とする近畿圏、愛知県、福岡県、あるいは北海道等の大都市圏の申請が非常に多くなってきており、人口の多い地域、特に通勤、通学の多い地域で職域接種や大学拠点接種が立ち上がってきております。そこが頑張って打っていただけると、通勤圏、通学圏の自治体の負担がその分軽減されることになると思っておりますので、本当にありがたく思っております。
 そういう中で、職域接種あるいは大学拠点接種で打っていただいた分、その自治体の負担が減りますので、自治体のワクチンの必要量が減っていくことになると思います。ただ、職域接種並びに大学拠点接種は社員名簿や学生名簿を活用して打っていただいて、後から接種券の情報をVRSに入力していただくというオペレーションになりますので、どれぐらいの回数が職域接種で接種されているのかというのが、残念ながらリアルタイムに把握することができません。職域接種、大学拠点接種で打った方に接種券が届いた場合には速やかに接種券を接種先にお持ちいただいて、接種記録の入力をなるべく早くしていただきたいということをお願いしたいと思っております。
 それを見ながら自治体の必要量がどの程度になるのかということを勘案しながら、ワクチンをそれぞれの自治体にお配りするというオペレーションをこれからやっていかなければならなくなります。供給量をどうするか、若干綱渡りのようなオペレーションになるかと思いますが、自治体が1日当たり100万回を大幅に上回る接種を行っていただいておりますので、何とかその体制が維持できるように、我々としても最大限供給をしっかりやってまいりたいと思っております。職域接種が立ち上がってしばらくの間、目をつぶって綱渡りをするようなオペレーションにならざるを得ないと思っておりますので、自治体と様々、連絡を密にしながら、なるべく必要な所にきっちりとワクチンをお届けできるように頑張ってまいりたいと思っております。
 その際、頼りになるのがVRSの接種記録でございますので、自治体におかれてはなるべく速やかにVRSへの入力をお願いしたいと思います。VRSの入力にかかる人件費について、もしアルバイト等にお願いをするということであるならば、人件費については国が全額お支払いをすることになりますので、自治体においては遠慮なく人の手当をしていただいて、なるべくリアルタイムに近い形でVRSへの入力をお願いしたいと思います。VRSの入力が遅れますと、システム上、その分、その自治体に在庫が積み上がっているように見えてしまいます。我々としてはそれがリアルな在庫なのか、入力遅れのための在庫なのかが分かりません。VRSを見ながらかなりの部分、判断していくことになりますので、VRSの入力の加速化は重ねてお願いをしたいと思っております。
 自治体の大規模接種につきましては、モデルナ社製ワクチンについての申請受付を直ちに一時休止いたします。職域接種の申請につきましては、金曜日の午後5時をもっていったん休止いたしますが、本日以降については枠が空いた場合に承認のプロセスに入るということになるところ、今まで申請を頂いている分についてまだ承認されていないものがございますので、そちらの承認プロセスを先に動かさせていただくことになりますので、よろしくお願いしたいと思います。

2.質疑応答

(問)幾つかお伺いします。今回、自治体による接種に加えて職域接種も加わったことによって、事実上、モデルナ社製ワクチンの分配が追いつかなくなる恐れがあるということでの決定だと思うんですけれども、こうしたことになるという予見はできなかったのか。また、今回こういった措置を取ることによって、国民全体への接種のスピードに及ぼす影響、どれぐらい遅れる恐れがあるのか、そこをお伺いしたいのと、自治体による大規模接種であれ職域接種であれ、ワクチンが届かなくなって打てなくなってしまうという事態はあり得るのか、そこをお聞かせいただけますか。
(答)申請を頂いた上で順次承認をしていくということも続けていくことはできるのかもしれませんけれども、申請のための準備にやはり相当な事務作業が生じたり、医療従事者を確保するという作業が生じますので、申請をしていただいたものの承認を待っていただくというのを続けるのはあまり賢明ではないと思いました。そのため、一時、申請そのものを休止させていただきたいと思っております。
 職域接種について申し上げると、かなり急いで申請を出されているケースがありますので、やはり中身の精査をする必要があると思っております。特にモデルナ社製ワクチンは再輸送ができませんので、いったん相手の冷凍庫に入れてしまいますと、そこで余剰になる可能性が生じますので、そこは一回精査をさせていただきたいと思っております。
 先ほど申し上げましたように、現時点で恐らく120万回分程度の自治体の接種能力に加えて、20万回強の職域接種が動き出すと、恐らく接種能力を上げるという方向ではなくて、その接種能力を維持するためにいかにワクチンを適正に供給できるかというように、ゲームが変わったと言うのでしょうか、今まではワクチンがありましたので、ワクチンがあるから打ち手を確保してどんどん打ってくださいというお願いをしておりましたが、かなりの勢いで接種体制を組んでいただいて、今の接種体制をいかに維持するために、弾切れしないようにワクチンを供給するかというように流れが変わってきたと理解しております。相当な勢いで職域接種と大規模接種の申請をしていただきましたので、恐らく1週間や10日前とはゲームの流れが全く変わってきたと思っております。今後は今ある接種能力をいかに落とさないで長く続けることができるかというのが大事になってくると思います。
 そのためにはワクチンの供給を適正に行うとともに、若い世代がワクチンを打つ時期になりますと、やはり今までよりも迷っている方が増えて予約に穴がだんだん空いてくる。そうすると自然に接種のペースが落ちてしまいますので、若い世代の方にどれだけ自分も打とうと思っていただけるような働きがけをすることができるかというように、我々としてもそこへ重きを置くように優先順位を切り替えていかなければいけないのかなと思います。
(問)これによって国民全体への接種に遅れが生じるのか生じないか、総理が言っている10月から11月に希望する全国民接種完了というものにどう響くのかというのと、それから、人の生死がかかっているワクチンのプロジェクトに「ゲーム」という言葉を使うことについてはどうなのでしょうか。
(答)別にゲームという意味ではなくて、今までと優先順位が変わったという意味でゲームチェンジということを申し上げているわけで、別に軽い意味で使っているわけではありません。
 今まではワクチンを接種するための打ち手を増やしてくださいということに注力をしておりましたけれども、これだけ接種体制を強化していただくと、今度はそれを維持するためのワクチンの供給が問題になります。ファイザー社製ワクチンも2週間にだいたい1万箱という供給上限があります。これはもう既に供給上限をいかに配分するかというのを5月から調整してまいりましたが、モデルナ社製ワクチンについても1日当たりの配送可能量という上限がありますので、その上限を超えてワクチンを供給できない中、その限られたワクチンの流通の中で今の接種能力を最大限に維持するためには、適正なワクチンの供給というのが一番の問題になってきますので、それができるように我々としてもしっかり努力をしていかなければいけないと思います。
(問)2点、事実関係の確認ですけれども、申請の休止は先ほどの7大臣会合で決定したという理解でいいのかというのと、先ほど、モデルナ社製ワクチンの5,000万回分の話がありましたが、現状のペースで申請を受けると、いつごろ5,000万回分を超えてしまうと恐れがあるというふうに大臣は想定されたのか、今回の休止措置をいつごろまでに解消したいとお考えか、併せてお聞かせください。
(答)休止については、先ほど総理からも配送についてしっかり見ていくようにというご指示がございました。既にかなり厳しい状況でしたので、一時休止させていただくということにいたします。
 現時点で5,000万回分の上限にかなり近づいてきており、このまま申請を受けていると、恐らく、その幅はあっという間に埋まってしまう、あるいはそれを超えてしまうということも十分考えられますし、それ以前に1日の配送可能量がもう既にいっぱいになっております。現時点で適正在庫を確保するためにどうするかということを苦労している状況ですので、この時点で休止するのはやむを得ないと判断いたしました。
 これから一つずつ申請を精査させていただいて、ワクチンの配送希望量が過剰になっている申請については適正量に減らさせていただいて、枠が出てくればそこに承認待ちの申請を入れていくというオペレーションにしていきたいと思っています。
(問)もう1点。モデルナ社製ワクチンの供給について、先ほどから大臣が繰り返されている、1日に可能な配送量の上限というのはだいたい幾つぐらいなのかというのと、現在、国内にあるモデルナ社製ワクチンの実際の数量、配送前、あるいは配送されている数量がどれくらいなのか、今後の供給スケジュール、そして精査の結果、先ほど大臣がおっしゃられた5,000万回分に近い自治体と企業の申請の数が減っていく可能性がどれぐらいあるのか。このあたりの分析を教えてください。
(答)ワクチンの供給量について、ワクチンメーカーが政府に売却するまではワクチンメーカーのものでございますので、数量について申し上げるのは差し控えたいと思いますが、職域接種の中でも、手を挙げたけれども申請数に全く至らずにキャンセルになったものも既に幾つか出てきておりますので、そこは丁寧に見ていきたいと思っております。
 また、4週間経つとモデルナ社製ワクチンの2回目の接種が始まりますので、供給スケジュールがきちんと正しく記入されているかどうか、明らかに正しくないというものもございましたので、そういうものについては一つ一つ確認を取りながら数字を直しておりますので、とにかくこの3千幾つ、それから自治体の千幾つ、見ながらやっていきたいと思います。どれぐらいの時間になるかは、なかなか作業をやってみないと分からないということです。
(問)申請の精査についてですけれども、精査の体制というのはどのような体制で臨まれるかを伺いたいです。
(答)今、内閣府のワクチンチームで精査しております。
(問)だいたい何人体制ぐらいで臨んでいらっしゃるのでしょうか。
(答)いろいろな人に入ってもらってやっております。
(問)あともう1点ですけれども、今回、運び屋として、今回の事態の責任はどのように考えていらっしゃるか伺いたいんですけれども。
(答)本来なら望んでいる職域接種全部にやっていただきたいと思っていますけれども、ワクチンの供給に限界がありますので、全員にやっていただくというわけにはいきません。
 この新型コロナウイルスのワクチン接種は、基本はあくまで自治体です。自治体が今、1日100万回接種に近い、100万回を超えるような接種体制をつくってくれておりますので、今後、現役世代への接種になってもその体制でできる限りやっていかなければならないと思っております。
 ただ、人口が多い大都市、特に通勤、通学が多い地域が職域接種をずいぶん数多く立ち上げてくれております。そこがしっかりと職域接種で対応をしてくだされば自治体の負担が軽くなるということがございますので、その分、職域接種にしっかり頑張ってもらいたいと思っております。
 自治体による接種を、モデルナ社製ワクチンを使用する大規模接種への転換を図ってスピードアップをしようと考えて努力をしてくださっていた自治体もございますので、なるべく精査をしながら、その後押しができるようにしたいと思っておりますし、職域接種で、申請をされたけれども、まだ承認待ちになっている所もございますので、そういう所もなるべく可能ならば速やかに承認していきたいと思います。
 ただ、ワクチンの総量には上限がございますので、これからも希望する方はいらっしゃると思いますが、全ての方に職域接種を受けていただけない、あるいは自治体による大規模接種を受けていただけないのは非常に残念に思いますけれども、自治体がしっかりとその分、スピードアップできるように、あるいはこの最大限のスピードを落とさないように、我々としてもサポートをしていきたいと思っています。
(問)2点なんですけれども、この職域接種の一時休止については、申請どおりにこのまま受け付けるとワクチンの数が足りなくなる恐れがあるという理解でよろしいでしょうか。
(答)現時点で1日の配送可能量を超えているということと、このままいくと総量を超えてしまいますので、今、一時休止させていただいています。ワクチンの配送については、今、武田/モデルナ側とも話をしながら、配送がしっかりできるように努めていきたいと思っております。
(問)数自体が不足するということは可能性としては低いということでしょうか。
(答)あります。可能性は非常に高いと思います。
(問)あと1点。大学拠点接種についても申請受付を同じタイミングで休止するという理解でよろしいですか。
(答)大学拠点接種については文科省が枠を持っておりますので、その中で文科省に精査してもらっています。
(問)では、大学拠点接種の締切りは、取りあえずこの25日の午後5時とは違うということでしょうか。
(答)ここは文科省が枠の中で大学拠点接種を進めるという立て付けでございます。そこは文科省がこれまでも精査をしてきて順次スタートをしておりますので、大学拠点接種については文科省の枠の中でやっていただくということになります。
(問)2点ありまして、まず1点目は7大臣会合なんですけれども、今回のメインテーマは今おっしゃったような一時休止の話だったのでしょうか。
(答)7大臣会合については、今回の新型コロナウイルスの感染の対処について全般的な話でした。
(問)この会合の中で大臣から申し出たということですよね。今、おっしゃったようなことは。
(答)最後に総理の方から、このワクチンの供給については総理の話の中にありましたと思いますが、この7大臣会合で私の方からもワクチンの供給状況については申し上げましたが、そこで決めたわけではございません。
(問)もう1点。いったん休止ということですけれども、どういった段階で再開されるのか、基準というか再開の目安を教えていただければ。
(答)総量が5,000万回分と決まっておりますので、まず現時点での接種案件について精査した上で、適正な数量が申請されているかを見た上で、枠が空いてくればそこに申請待ちになっているものを順次承認していきたいと思っています。
(問)今のところ、時期とかはめどは立たないですか。再開時期は1~2か月ぐらい空けるとか、そのあたりのめどはないですか。
(答)これはやってみないと分かりません。
(問)先ほど、今後、接種能力を上げる方向ではなくて、それを維持するために供給できるかというふうに方向が変わったとおっしゃいましたけれども、今、1日当たりの接種能力が140万回程度と先ほどおっしゃいましたが、これが供給面から考えて、1日の接種回数として限界の能力と考えていらっしゃるのでしょうか。
(答)職域接種が立ち上がって巡航速度になった時にどれぐらいになるのかというのはあると思いますが、恐らくワクチンの供給サイドから見て、かなり早く限界に来たなという気はしておりますので、今後はこの接種スピードを落とさないように適切な配分をするという必要があると思っております。
 100万回程度であればまだ打ち手の議論というのはあったのかもしれませんが、ここまでくるとワクチンの供給が切れないように配るためにどうするかというのを少し真剣に考えて、VRSの記録を見ながら、在庫を見ながら、それぞれの接種スピードを見ながら、どこにどれぐらい送ればよいのかというのを考えていかなければいけないのかなと思っております。
 在庫になってしまう所に余計に送ると、それだけ接種のスピードが落ちますし、そうはいっても、なかなかトヨタの自動車工場のようにジャストインタイムというわけにも恐らくいかないと思いますので、今、打ってくださっている方がこの能力を維持できるように配分し、送るというのにはどうするかというのを考えなければいけないと思いますし、職域接種での接種回数がすぐにVRSに反映されませんので、そこのところが正直少し厳しいと思っています。
(問)関連で、接種のスピードを落とさないようにということですが、1日140万回という数字は適切な数字なのでしょうか。それともちょっと過剰に打っているなという感覚でしょうか。
(答)今、打ってもらっている数字を維持するように配分しなければいけないと思います。それは配分が楽なようにするのでは接種のスピードが落ちますから、とにかくやれるところまでいかに適切な配分ができるかというのを頑張らなければいけないと思います。

(以上)