河野内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年6月21日(午前)

(令和3年6月21日(月) 9:11~9:18  於:中央合同庁舎第8号館1階エントランス)

1.発言要旨

 霞が関の職域接種も始まりましたので、接種してまいりました。注射弱いので、なるべく針の刺さるところは見ないようにしていました。針が刺さったのはわかりましたけど、痛いということもなく、無事終わりました。
 もう、接種してから20分以上経っていますが、特に異常もありません。
 ちなみにこのかりゆしは、去年の「かりゆしコンテスト」で最優秀作品になった「島バナナパラダイス」です。
 マスクは、ようやくこのマスク(「VACCINATED(接種済み)」と表記されたマスク)を今日からできるようになりました。

2.質疑応答

(問)今日から本格的に職域接種が、大学や企業等で始まりますが、ワクチン接種の加速化への期待等の受止めをお願いします。
(答)高齢者の接種もかなり進みましたし、先週の時点で接種の回数がおそらく3000万回まで到達したと思います。職域接種によって64歳以下の方への接種もスタートいたします。多くの方に接種していただいて、この新型コロナ感染拡大がなるべく早く抑えられるようにしてまいりたいと思います。
(問)職域接種が本格化しましたけれども、今日実際に始まる最新の数字がもしあれば、お伺いできますでしょうか。
(答)後ほど確認してお知らせします。
(問)それと、国家公務員への接種が始まりましたけれども改めて、今日から始まる枠で対象となるのは何名くらいで、また今後どれほど拡大していこうとお考えでしょうか。
(答)今日は、CIQをはじめ危機管理要員等を先行して打ち始めます。総数等については、また事務的にお知らせしたいと思います。
(問)それと、職域接種によって対象年齢も幅広く始まると思いますけれども、中には職場でみんな打つけれども私は打ちたくないという方もいると思います。そういう方に対する配慮や、差別を防ぐために政府としてどのように対応していこうとお考えでしょうか。
(答)副反応がありますけども、副反応を考えても非常に効果のあるワクチンですから、1人でも多くの方に打っていただきたいと思っております。ただし、アレルギーのある方等は打てませんので、そのような方は自分の身体のことを考えて、ワクチンの接種はお控えいただきたいと思います。
 最終的には、ご自分のそれぞれの判断ということになります。私としては、副反応はあるけれども、効果の高いワクチンということで、1人でも多くの方に打っていただきたいと思っております。職場等でワクチンを打たないからといって、差別的な取扱いがなされないようにお気をつけていただきたいと思います。
(問)それと、菅総理は「10月~11月にかけて希望するすべての人に接種を終えたい」という考えを示していますけれども、今日から本格化する職域接種は、そのゴールに向けてどのような位置づけになるとお考えでしょうか。
(答)それぞれの自治体で接種していただく方が、人数も多くいらっしゃいますので、基本はあくまでも自治体での接種ですけれども、現役世代、通勤・通学されている方が多くいらっしゃいますので、通勤先・通学先で接種する方が便利だという方は、積極的にこの枠組みを使っていただきたいと思います。
(問)昨日のテレビ番組で「12歳~15歳に関して、夏休み中に接種していただきたい」と言及されていましたが、改めて狙いと文科省によるガイドラインの作成状況をお聞かせください。
(答)学生については、文科省がガイドラインを出されると思いますので、そちらを参照していただきたいと思います。
(問)昨日のテレビ番組では、「基本的に授業中の集団接種は念頭に置かない」とのご発言がありました。原則、かかりつけ医などによる個別接種を検討されているのか、検討状況をお聞かせください。
(答)文科省がガイドラインを出されると思いますので、そちらを参照していただきたいと思います。
(問)琉球新報の安里です。今日、かりゆしを着られていると思いますが、今日着ようと思った理由はありますでしょうか。
(答)ワクチン接種で、腕を出しやすい服装でということでしたので、せっかく去年の最優秀作品ですので、今日着ようかなと思いました。
(問)着心地はいかがですか。
(答)非常によいです。
(問)デザインはいかがですか。
(答)デザインも。ちょっと派手かなと思いましたが。
(問)職域接種によって、現役世代への接種も本格化しますが、これが社会経済に与える影響をどのように見ていらっしゃいますか。何を期待しますでしょうか。
(答)ワクチンの接種が進めば、病院への負担も下がってきます。また、いろいろな国のデータを見ていると、感染予防効果もあるという論文も増えてきておりますので、新型コロナ感染拡大を抑えて、経済が再活性化するためにも重要なのではないかと思います。
(問)大臣はこれまで、経済界に対してワクチン休暇等を取るように呼びかけをされてきましたが、大臣がワクチン接種をするにあたって、今日のこの後のスケジュールについて、何か意識したことはありますか。
(答)翌日、副反応が出る方が多いので、明日の日程は多少余裕を持った日程にさせていただいております。今日のスケジュールも、国会も終わりましたので無理せず、必要なことだけしっかりやっていきたいと思います。
(問)明日、閣議は参加されるのでしょうか。
(答)特に副反応がよほどひどくなければ出席します。
(問)小此木大臣が、横浜市長選挙への出馬の意向を示したとの報道がありますが、大臣としての受止めをお聞かせください。
(答)報道はみましたけれども、ご本人からしっかりお話があると思います。
(問)お話はあった、聞いたということですか。
(答)話があれば伺いたいと思います。

(以上)