平井内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年3月19日

(令和3年3月19日(金) 8:40~8:45  於:院内閣議室前)

1.発言要旨


 私からは、法案の要綱参考資料のミスに関しての再発防止チームの開催について、現時点の報告をさせてもらいます。
 昨日18日(木)に藤井副大臣をトップとした再発防止チームを設けて最初の会合を開催しました。まずは今回の事案の経緯を再発防止チームで共有するとともに、再発防止のための検討すべき課題について話し合われたと承知しています。
 その上で、特に国会対応体制について早急に強化する必要があるとの観点から、本日からIT総合戦略室に専任ラインを置くことになったとの報告を受けています。
 引き続き、副大臣の下で速やかに具体的な改善策を検討し、再発防止策として取りまとめていくこととしたいと思っています。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)LINE社の個人情報管理に関する不備が明らかになりましたが、この問題についての大臣の受け止めと今後の対応についてお聞かせください。
(答)各種報道やLINE社の報道発表も踏まえまして、個人情報保護委員会において、外国の第三者への個人データの提供や、委託先の監督等に関する個人情報保護法の規律の遵守状況を含めて、事実関係の詳細についてZホールディング社及びLINE社に説明を求めているところと承知しています。
 本件については、国民からの関心も非常に高い事案でありますので、個人情報保護委員会において迅速に対応してもらいたいと、そのように考えております。
(問)関連して、LINEの件なんですけれども。個人情報保護委員会でそういう調査などが済むまでは、例えばLINEは業務上で使わないとか大臣も個人的には使わないようにするとかそういう対応というのは取られる御予定はありますか。
(答)大臣としては使ってないので、個人での使用は取りあえずやめません。今回、誰かが見つけて発覚したのではなくて、Zホールディング自らがそういうことを報告してきたと、その詳細をさらに個人情報保護委員会が求めてヒアリングをしている段階と聞いていますので、不都合な事象が起きているということは、私はまだ現在のところ全く確認しておりません。

(以上)