平井内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年2月2日

(令和3年2月2日(火) 10:01~10:05  於:中央合同庁舎第8号館1階S108記者会見室)

1.発言要旨


 今日は、マイナンバーカードの普及状況について、私から最新の状況を御報告申し上げます。
 マイナンバーカードの普及状況について、先週、交付率が25%を超え、直近の1月31日時点で約3,193万枚、交付率が約25.1%となりました。交付率が5割を超えている市もありまして、加賀市とか都城市はもう5割を超えております。国民の4人に1人がカードを取得しているということになり、一つの節目を超えたとは思うんですが、令和4年度末にはほぼ全国民にカードが行き渡ることを目指し、デジタル社会を便利に過ごせるようになることを実現するためには、さらなる普及促進の取組が必要だと思っています。
 マイナンバーカードは、対面でもオンラインでも、自分を証明できる最高位の身分証明書であるということを私は何度も申し上げていますが、3月からは健康保険証としての利用も始まります。2022年度中のスマートフォンへのカード機能の搭載を目指すほか、スマートフォンで60秒であらゆる行政手続ができるようにするといった、デジタル社会での利用シーンの拡大を実現していくつもりであります。
 また、カードをお持ちでない方にQRコード付交付申請書の送付を順次行っています。また、周知広報としては、今後、デジタルサイネージ、新聞広告、YouTubeを始めとするSNSの活用等、様々な媒体を活用して、広報に取り組むこととしておりまして、引き続き様々な取組によりマイナンバーカードの普及促進を行ってまいりたいと思います。
 1日当たりの申請枚数ですけれども、1月25日から1月29日までの平均、直近ですね、これは9万枚を超えているということです。申請が9万を超えておりまして、1日当たりの平均交付枚数は5万3,000枚を超えているということです。1月の平均について、1日当たりの申請枚数が約6万枚。交付枚数が5万4,000枚程度ということです。ここに来て、QRコードの封書がどんどん届いているので、我々の発行枚数のぎりぎりのところまで、限界まで行くのではないかと思っています。それでも令和4年度中に全ての国民に行き渡るというのはなかなか厳しいと思っていますが、できるだけ近づけるように努力をしたいと思います。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)質疑応答なし

(以上)