平井内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年10月27日

(令和2年10月27日(火) 10:42~10:47  於:中央合同庁舎第8号館1階S108記者会見室)

1.発言要旨


 昨日の朝の勉強会の冒頭を公開させていただきました。後半は非公開としたこともありましたので、改めて簡単に御報告申し上げます。
 今回の勉強会は、前も申し上げたとおり、ソニーCSL所長の北野さんに、「社会のデジタル化への期待、健康・医療・介護とデジタル・AI」をテーマとしてお話を聞きました。デジタル社会では、競争環境を前提に、失敗を恐れずにスピード感を持って社会実装を進めていくべきであるということで、印象に残ったのは、スピード、スピード・アンド・スピードだということです。確かに私も同感ですが、実証実験、PoCですね、散々この国はやっているんですが、それが社会実装につながるというケースがなかなかないということ、これはやはり問題だと思います。多様な背景を持った方々を内包したデジタル改革を進めるべきである、デジタル改革とインクルーシビティといいますか、そういうことですね。
 私としても、これまでにないスピード感で、誰一人取り残さないデジタル改革を実行していくという我々の考え方と非常に似ておりますので、背中を押していただいたという想いがあります。今後も様々な方をお招きしてお話をお伺いして、デジタル改革を推進していく上での参考とさせていただきたいと思います。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)一部報道で、昨日の総理との面会時に、デジタル庁を恒久化する方針を確認したと出ていますけれども、その事実関係と総理との面会内容について伺えればと思います。
(答)総理へは、デジタル庁創設へ向けた検討状況は定期的に報告はさせていただいていると、そういうことです。報告をさせていただいて、その都度御了解を得ているということですが、総理への報告とその場での了解ということだけで全てが決まるわけではありませんので、現時点では詳しい内容については差し控えますが、決まりましたらそれは報告させていただこうと思います。
(問)もう一つ。2プラス1の予定についてですけれども、田村厚労大臣との協議が近くあるというお話が前回の閣議後会見でありましたが、その御予定と、予想される議題について改めて伺えますか。
(答)今週、田村大臣とはやろうということで、今、最終的に日程、時間を調整しています。前回、打ち合わせで確認したオンライン診療の原則解禁に関してフォローアップしたいということが一つ。そのほかも幾つかありますが、それは話がまとまれば、その後の記者会見で発表させていただこうと思っています。

(以上)