福岡県・大分県視察

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地方創生ワカモノ会合in福岡で挨拶する片山大臣
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ウォーターフロント地区を博多ポートタワーから視察する片山大臣
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Fukuoka Growth Nextを視察する片山大臣
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北九州市環境ミュージアムにて北九州のSDGsの取組について北九州市北橋市長から説明を受ける片山大臣
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別府市の立命館アジア太平洋大学にて、中国、インドネシアからの留学生2名からキャンパス案内を受ける片山大臣
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別府市鉄輪にあるコワーキングスペース「a-side 満寿屋」にて別府市長野市長と意見交換する片山大臣
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「田舎暮らしの本」の住みたい田舎ベストランキング(2019年版)で1位を獲得した豊後高田市。レトロな街並みを遺す「昭和の町」を視察。
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杵築市の農家お試し移住用住宅「月亭」にて、永松市長より移住施策に加え、インバウンド施策として着付け体験の説明を受ける片山大臣

 令和元年6月1日(土)から2日(日)まで、片山内閣府特命担当大臣は、「地方創生ワカモノ会合in福岡」に出席し、挨拶するとともに、福岡県(福岡市、北九州市)、大分県(別府市、豊後高田市、杵築市)を訪問し、国家戦略特区や地方創生関係交付金等を活用した地方創生に取り組む現場を視察しました。
 まず、福岡市では、国家戦略特区を活用して整備された、公園内保育所の「中比恵ソレイユガーデン保育園」を視察しました。福岡市都心部の国際競争力強化、MICEやクルーズ等の需要増加に対する都市機能の供給力向上等を目的として開発を進めている「ウォーターフロント地区」や、国家戦略特区による航空法の高さ制限を緩和して、ランドマークとなる建物を建設し、魅力ある街並みを形成する都市づくりについて説明を受けました。その後「Fukuoka Growth Next」で開催された「地方創生ワカモノ会合in福岡」に出席した後、同施設におけるスタートアップ支援の取組について視察しました。
 次に、国のSDGs未来都市に選定されている北九州市では、「北九州市環境ミュージアム」と「お試し居住用住宅」を訪問しました。北九州市環境ミュージアムでは、公害を克服する中で、環境関連の技術や人材等が蓄積されていることや、その強みを活かした「環境」と「経済・社会」の両立に向けた「SDGs:持続可能な開発目標」に取り組んでいることを伺いました。「お試し居住用住宅」では、「生涯活躍のまち」構想を具体化する取組として、移住コーディネーターによる移住希望者への仕事探しや地域活動への参加の紹介、水素エネルギーの活用等の説明を受けました。
 別府市では、立命館アジア太平洋大学、コワーキングスペース「a-side 満寿屋」を訪問。立命館アジア太平洋大学では、多文化共生やグローバル人材育成、地域社会と連携した国際化の取組等の説明を受けました。また、コワーキングスペース「a-side 満寿屋」では、空き店舗の旅館を活用し、新たな人の流れを生み出し、地域の活性化を図る取組について説明を受けました。
 豊後高田市では、レトロな街並みを有する「昭和の町」の「昭和の夢町小学校」で、子育て支援策等の説明を受けた後、地方創生拠点整備交付金を活用して改修された「昭和ロマン蔵」などを視察しました。また、大阪から移住し起業した方から移住を決めた経緯や体験についてお話を伺いました。
 杵築市では、貸し古民家「月亭」を視察し、空き家を「移住お試し施設」や「地域住民同士の交流」に活用している取組や、インバウンド拡大のための取組について説明を受けました。

 【本件連絡先】
 内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局
 TEL 03-5253-2111(代表)