片山内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和元年8月8日

(令和元年8月8日(木) 10:31~10:40  於:中央合同庁舎第8号館1階S106記者会見室)

1.発言要旨


 私からは、8月9日に地方創生の取組の視察で、長崎県長崎市、佐世保市を視察するということをお伝えしたいと思います。
 以前から進んでおります長崎市内の市街地再生、かなり大きなものになりますが、それと佐世保市で、朝長市長は私の遠縁に当たるんですけれども、こちらもハウステンボスと連携した観光振興の取組を非常に熱意を持ってやっておられるので、前から来てほしいというお話がありました。前回は離島を最も多く抱えている長崎ということで、中村知事のお話もあって、対馬に行ったんですね。そこからいろいろ離島のお話が展開して、まち・ひと・しごと創生の基本方針に初めて離島、それから水源地という話を入れたんですけど、今回はそれとは離れて、長崎の比較的都市部の地方創生のための再開発、そこを見せていただくということです。
 詳細は部局の方にお尋ねいただければと思います。

2.質疑応答

(問)男女共同参画の関係でお伺いしますが、先月31日に概算要求基準が閣議了承されまして、今検討が進められている時期ですが、改めて、大臣が注力されているDV対策の分野でどのように取り組まれるか、お聞かせいただければと思います。
(答)政策を紙にプリントしただけでは何も動きません。きちっとフォローアップの体制を霞が関内に作って、かつ予算要求をするということが一連の政策の流れになります。DVと児童虐待の関係性が今回初めて政府としても認識され、女性を取り巻く多様な困難ということがクローズアップされてきて、そのために関係者からもヒアリングの懇談会を行って取りまとめたわけです。フォローアップをしていただく体制としては、先般、古谷内閣官房副長官補をトップに会議を作りましたが、こういった調整も踏まえて概算要求は倍増したいと思っておりますので、今までになくきっちりと、内容、金額ともに、国として、こういうことはやっていただきたいことであり、支援をしていくということを明らかにできれば良いなと思っております。
 ただ、調整をしなくてはいけないんですね。我々も内閣府という役所の中にいますから、この中の会計課のヒアリングなども当然あるわけでございますが、ただ、重点方針や骨太に書いて、しっかり地歩は作っている話なので、必ず良い結果になると思ってます。
 内容的には、メンタル面のケアですね。また、繰り返しになりますが、児童虐待対策とDV対策の連携がしっかりできるようにすること、それから、メールやSNSも活用して、24時間365日、どんな悲鳴も聞き漏らさない体制にすることなど民間シェルターの先進的な取組を支援するパイロット的な事業ということになると思います。
(問)15日の終戦記念日ですけど、靖国参拝、大臣御自身はされるのかということと、また、玉串料を納めるなどの対応はされるのかという、2点をお聞かせください。
(答)以前も、就任時等にお答えしておりますが、そのような予定はございません。
(問)昨日から、小泉進次郎衆議院議員と滝川クリステルさんの結婚がすごく話題になっているんですけれども、、滝川さん、東京オリンピックとか、いろいろ政府とも協力関係があったりすると思います。女性活躍担当大臣として、エピソードとか、何か御感想とか、御所感ありましたら、是非よろしくお願いいたします。
(答)昨日は山形に出張しておりまして、映像を見たのは、実は家に帰ってから、遅かったんですけれども、2人が並んでいて、すごく対等な関係という感じが良いなと思いました。女性活躍、それから男性の家事協力、それからイクメンということを一生懸命推進している私たちとしては、非常にシンボリックな発信力の強い方なので、お互いが助け合って、そういう家事や育児にも取り組むっていう形になってくれたらすばらしいなというふうに期待をしてます。
(問)お二人のツーショットを見た瞬間の率直な御感想とかってありましたか。
(答)本当にすてきな方同士で、しかも、もう40近い方ですから、本当は誰かに何か言われるような話じゃないですよね、大人同士だから。とっても合ってるというか、釣り合ってる感じで、良いなと思ったのと、ワンちゃん連れてた画像を見ていて、ペットの関連の産業や人材の議連をやっている身としては、ペットとの共生みたいなのもありますし、今の時代の家族の在り方的な部分で、2人が各々個性を持って活躍されると思います。女性の活躍も、御結婚されたからといって制約されないという、当たり前のことなんですけど、実際にはなかなかできないことを是非体現してほしいし、何か体現できそうな感じの雰囲気が画像からは出ていたので、良いな、ちょっとフランス的かなと思いました。フジテレビの方は、存じ上げてる方多いんですよ、キャスターさんで。ただ、私は、あの方とは番組一緒してないんじゃないかと思うんですけど、1回ぐらいしてるかもしれないんですけど、イメージがすごくフランス的な女性で、昔、留学してましたんですけども、フランスの女性ってすごく自立心強いので、そのイメージがあり、良いんじゃないかと思いました。
(問)お二方が結婚することになりまして、何かアドバイスなどはありますでしょうか。
(答)女性が強い方が幸せですよ。うちがそうだって言ってんじゃありませんよ。うちは男性が強いんですよ、皆さん笑ってますけど。家の中にいる時間が多い方が家庭内で強いでしょ、皆さんのうちみたいに。うちの場合、私のほうが居ないので、もう圧倒的に夫が強いですけど、女性に合わせた方が幸せになります、きっと。そのようにアドバイスさせていただきます。

(以上)