片山内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成31年2月8日

(平成31年2月8日(金) 8:30~8:35  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


  私の方からは、広島県への明日の出張、地方創生取組の視察について申し上げます。三原市、東広島市を御視察させていただいた上で、広島県の湯崎知事(「崎」は正しくは立つさき)、広島大学の越智学長、それから中国経済連合会副会長でもおありになる小飼マツダ会長、他、三原と東広島の市長に同行していただきますが、意見交換を行う予定でございます。東広島は何かスーパーシティの方の興味もあるようでございます。
 以上の詳細につきましては、まち・ひと・しごと創生本部事務局にお問い合わせください。

2.質疑応答

(問)口利き疑惑報道について、事実関係と今後の対応策についてお願いいたします。
(答)既に同雑誌にも弘中代理人からお答えしたんですが、数年前のことでございまして、まず、聞かれたときに「何?それ」で、うちの事務所には何の資料もありませんでした。そこで、今でもちゃんと連絡の取れている、2016年に辞めた秘書さんにお聞きしたところ、まあ、個人としてやった、あ、そうだったのっていう話、ということでしたので、そうするとそこから先は本人と雑誌社の問題になるので、といことで私からはそのように代理人を通じてお答えをしたところでございます。また、もう一人の方も2013年に一度名刺を交換しておりますが、それ以上の関係がないんですが、こちらも別に、うちの元秘書さんから連絡先を聞いてお話したところ、隠すところはありませんが、突然仕事先に週刊文春が来て、非常にまあ、業務妨害じゃないかというようなことをおっしゃっていましたけれども、話をして聞いたんですけれども、まあ、それは私が与り知るところではないのでと申しまして、両者とも取材には答えていたようなんですが、両者とも取材された内容と記事の内容は、ややずれているとおっしゃるんですが、一切民間対民間の関係は私たち、分からないんですよ、関わっていないですから。だから事実確認と言われても、命令権がその二人に対しては私にはありません、3年前に辞めていますので。ということ以上には分からないところでございます。いずれにしても、仮称になっている方はうちの事務所と何の関係もあったことはありませんし、御本人もそれを明確に認めております。そのように答えたということでございますが、必ずしもそうでないような推測も書いてあったようではありますが、明確に関係がないということでございます。
 他方、日曜日の公務にこの記者の方が押し入ってこられてですね、民間所有ビルのエレベーターの中に入ってきましたので、これも関係各方面と御相談の上、警告を出しておりますし、今までこの社に関しましては、10月以降多々の取材がありまして、それを全部データ化して、きちっと取るとですね、酒を飲ましての誘引、あるいは元うちの秘書だった人間というのは、国会でもお答えしているように、20人くらいいるわけで、ほとんど全部関係は良いですから取れるんですけれども、非常識な時間に電話、あるいは何でもいいからネタをくれというメール、全部色々なものが残っているので、そういうものをきちっと分析すると、もちろん社や編集の方針もありますが、皆様もそうですが、記事にはジャーナリストとして責任を持っておられるので、署名をされている方が普通紙ではほとんどですが、週刊誌ではどうされているか、ルール知りませんが、個人の問題も大きいのかなということで、このままの状況であれば、偽計業務妨害なのか、威力業務妨害なのか、公務執行妨害なのか、刑法上の様々な問題を検討せざるを得ない方向で、今、弘中代理人が最終的に文書を作っているところです。
(問)今回の文春の記事は、あたかも大臣がですね、大臣本人が口利きをされたかのような印象を持たれる見出しだったように思いますけども。
(答)毎回そうですよね。ですから、その代表的なものについては名誉棄損をやったんですが、名誉棄損、今回に至るまで何も向こうから追加証拠もないんですね。今回もきっかけっていうのは、要するに酔っぱらって、うちの元秘書にお酒を飲ませて誘導尋問したところからこんな話なんかが来たんじゃないかと、その本人は言っておりましたけど、それではジャーナリズムじゃなくて2ちゃんねるですよね。ですから、明らかにあれだけの名前で私のことをまた書いてますから、これも民法上の名誉棄損は間違いなく、出せば勝てると思いますが、それではもう、改まらないのかなという気はしていますね。
(問)大臣、次は、法的措置は刑事になるんですか。
(答)ですから、それはね、本当に累積貯まってますからね。でまた、はっきり言ってやっぱり人間なので、個々人により対応違いますよ。あそこの記者さんなのか、契約者なのか知らないけど。でも、もうその対応ってこうなったら個人ですよね、記者さんも一定の年齢以上の方だから。対応が違うから、あまりにもひどい人、要するに刑事だと個人、会社と個人、両方になりますから、ということかと思います。
(問)ということは、今の時点で、その記者に対して刑事告訴することもあり得ると。
(答)ですけど、それは軽々と言えないので。それは、私どもは極めて慎重に、でも証拠をきちっと積み上げてということで。

(以上)