片山内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成30年10月26日

(平成30年10月26日(金) 11:15~11:21  於:中央合同庁舎第8号館1階S106記者会見室)

1.発言要旨


 私の方からは、明日27日の土曜日に、地域における意欲ある取組や地域のニーズの把握のため、今後の地方創生における取組に生かしてまいります、そういう方向性のために、秋田県の仙北市と秋田市を視察いたします。
 詳細につきましては、内閣府の地方創生推進事務局の担当の方にお問い合わせください。

2.質疑応答

(問)スーパーシティの大臣直属の会議を29日に開くということ決まったと思いますけれども、改めて29日、どういう話をしていきたいのか、どういう議論を期待するのかお伺いできますでしょうか。
(答)各紙、各メディアいろいろ取り上げていただいて、ありがたいと思っております。国家戦略特区のリセットということを、初めから汗をかいておられた重鎮の先生方が、のどから血を吐くような思いでおっしゃって、その結果の一つとして、こういったことが取りまとまったこと自体、委員の先生方が一番喜んでくださっておられます。その先生方や、ワーキンググループの先生方から今回、当面の人選をして始めるわけですが、やはり今、社会の在り方が革命的に変わっておりまして、AIやビッグデータ、IoTの活用ということに我が日本国があまりにも後れていて、これ以上後れを放置したらもう取り返しがつかないという焦燥感がございます。
 その社会の在り方を根本的に変えられるような技術と、都市設計がセットになっているということが重要でございまして、それを第4次産業革命を体現する最先端都市としてのスーパーシティというふうにまとめていくわけです。
 まず、中間取りまとめに向けまして、何を目指すべきかの、このアイテムを集めてまいりたいと思います。それが第1回の重要な事項になると思います。
 目指すところが決まりましたら、そこへの取組をまた列挙していかなければなりませんので、まずは、すばらしい委員の皆様から知恵や忌憚のない御意見を全部出していただくということかと考えております。
(問)12月の未来投資会議までに、大臣のプランが挙げられる予定になっておりますけれども、なかなか時間がもう差し迫っていると思うんですが、11月にどれぐらいの会議を開いて、10月末から11月に掛けて、どれぐらいの頻度で会議を開いて、まとめていこうと考えていらっしゃるのか、スケジュール感を大臣、どのようにお考えになっていらっしゃるのでしょうか。
(答)今、この瞬間も委員のところに、事務方が向かって、会議回ごとの下準備はもう毎日、日々やっております。本会の方は少なくとも11月末までに3回はやらねばなりませんが、そのためのサブ委員会のようなものは、もう縦横無尽に大変たくさん開催すると、随時やっていくということになると思います。
(問)大臣が初回の会議でアイテムを集めていくということを先程おっしゃったかと思うんですが、会議の中でどういったメニューを今回のスーパーシティでやるかというのを具体的に、今回初回からいろいろ挙げていって、話を詰めていくということで良いんでしょうか。
(答)そうです。私の方から出した検討の方向性はまだ例でございまして、オンデマンド自動走行とか、キャッシュレスとか、域内の行政手続をワンスオンリーにするとか、域内の遠隔医療とか、配達、それから遠隔教育とか、あるいは電力的な超ハイテク・エレクトリック・マネジメント・システムですね、EMSプラス自立分散型電源とか、そういうことを列挙しておりますが、具体的にどれを条件にしていくのかということを詰めていくことになると思います。
(問)週刊新潮が大阪のパチンコ業者への融資を巡って、大臣が財務省に口利きしたとの疑惑を報じていますが、事実関係と何か今後対応を採られるのかについてお聞かせください。
(答)実名の入った質問状が来られたのですが、名刺は全部、電子管理でチェックして、全く接触がございません。一切存じ上げない話で、当然、前提事実もないので、その事実もありません。そのようにお答えをいたしました。

(以上)