松山内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成30年8月7日

(平成30年8月7日(火) 10:41~10:44  於:中央合同庁舎第8号館1階S101記者会見室)

1.発言要旨


 おはようございます。私の方から1点御報告がございます。
 子どもの貧困対策を担当する大臣として報告いたします。
 お手元の配付の資料のとおり、「子供の未来応援基金」により、来年度に支援を行うNPOなどの募集を今年も開始いたします。
 募集は、本日から9月21日まで行います。年明けに、支援対象となる団体を決定する予定でございます。
 子供たちに寄り添い、きめ細やかな活動を行うNPOなどの民間団体の活動は、極めて重要だと考えていますので、この基金を多くの団体に積極的に御活用いただきたいと、草の根で実施している思いのこもった活動をしっかりと今回も支援していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)科学新聞の中村です。
 来年度予算に向けた話なんですが、科学技術イノベーション関連では六つの司令塔があって、その司令塔間の調整を進めているかと思うんですが、来年度予算要求に向けて、司令塔の調整はどうなっているのかということと、あともう一つ、3000億円毎年増やすという目標があったと思うんですけども、それについて今年は見通しはどうなのかについて教えてください。
(答)統合イノベーション戦略推進会議の中で官房長官から、「統合イノベーション戦略」の実行に向けて、省庁横断的な調整を進め、各府省に対して、政府研究開発投資の拡大に向けて、概算要求において最大限の努力をするように御指示を頂いております。
 現在、8月末の概算要求期限までの調整に向けて、関係省庁間の概算要求状況のヒアリングを行っているところでありまして、特にAI人材育成、大学改革、ムーンショット型研究開発など「統合イノベーション戦略」における重要項目、これについてはしっかりと予算措置がされるように全体調整を進めてまいります。
 また、御指摘の3000億円の増額ですが、これも官房長官の御指示を受けて、各省庁において概算要求に向けた作業中の段階ではありますけど、第5期科学技術基本計画で設定しました対GDP比1%、これに向けて所要の規模の予算がしっかり確保できるように、引き続き関係省庁と調整を進めてまいりたいと思いますし、3000億円の3年間という数字はしっかり確保していきたいと思っております。

(以上)