松山内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成30年7月17日

(平成30年7月17日(火) 9:43~9:45  於:中央合同庁舎第8号館1階S101記者会見室)

1.発言要旨


 おはようございます。
 今日は私の方からは報告ございません。

2.質疑応答

(問)科学新聞の中村です。
 先週、今回の災害関連でImPACTやSIPの成果が一部活用されてるというお話だったんですけども、こうした研究、最先端の研究成果を、災害現場により適用していくとか使えるようにしていくために、いろんな取組が必要かと思うんですけど、大臣としてはどのようにお考えでしょうか。
(答)防災・減災に係る研究開発の社会実装ですが、実際に現場でしっかり利活用される技術が求められるわけですが、昨年7月の九州北部豪雨では、ImPACTで開発した「全天候型ドローン」が撮影した動画を、SIPで開発するSIP4Dの中でアップロードして、行方不明者の捜索活動に大変役立つことができたということであります。
 今回もこの7月の豪雨におきましては、SIPまたImPACTで開発された技術が活用されていまして、このような実際の災害現場で利活用を実現するためには、技術の訓練等の実証が必要でございますので、SIPにおいては、首都直下型地震を想定した政府緊急災害対策本部ですね、通信訓練やっておりますし、都道府県と連携して自衛隊の訓練、あるいは千葉県との津波避難訓練など、33件、全国において実証を重ねてきてるとこでありまして、今後も、訓練の参画による実証等を行いながら、災害対応への支援の実現、より効果的に進めていけるようにやっていきたいと思っておりまして、逐次またいろんなことを報告してまいりたいというふうに思います。

(以上)