石破内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成26年10月17日

(平成26年10月17日(金) 8:32~8:37  於:官邸3階エントランスホール)

1.質疑応答

(問)小渕経産大臣の政治資金に関する問題が国会で取り上げられています。改めてこのことに関する大臣の受け止めと、あと、これ以外にも大臣の資質を問うような展開に各委員会がなってしまっていると思うんですが、このことに関する感想をいただけますでしょうか。
(答)小渕大臣の件については、大臣御自身がきちんと説明責任を果たされると、そういう強い責任感、あるいは閣僚としての自覚を持った方だと承知をしておりますので、小渕大臣御自身がきちんと説明責任を果たされると承知をいたしております。
 資質については、責任感も使命感も非常に高い方だというふうに認識をしておりますので、資質についてあれこれ申し上げることはいたしません。そういう方だと私は思っております。
 各委員会での状況は全て承知をしているわけではありません。巷間(こうかん)言われる方々も、説明責任をきちんと果たされるものだと思っております。
(問)話変わるんですが、靖国神社の秋の例大祭が今日から始まりますけども、大臣、御参拝されるお考えはないかという点と、あともう一点、日中首脳会談を目指して総理も御発言されていますけども、この時期に、他の閣僚も含めてですが、閣僚が参拝されることの是非についてどうお考えでしょうか。
(答)私は参拝をする予定はございません。参拝する、しないは各閣僚がそれぞれの判断で行うべきものだということであって、それ以上でもそれ以下でもございません。
(問)大臣、すみません、冒頭の小渕さんの関連なんですけども、国会論戦が、政策面よりもむしろ政治資金のほうにスポットが当たりつつある、この現状についてはいかがお考えでしょうか。
(答)こういう景色は今まで何度か見てきましたが、それは何を追求するか、何を議論するかは、それはそれぞれの党が、それぞれの認識に基づいてやることですから、いいとか悪いとか政府の立場で申し上げるべきではありません。同様に、経済産業であればエネルギーの問題が大事でしょう。安全保障であれば、まさしく今ガイドラインあるいは日豪の防衛協力等々テーマはあるわけですし、それぞれのテーマについても、せっかくの国会ですから、きちんとした議論ということが望ましいでしょうね。

2.資産公開に関する質疑応答

(問)御自身の資産内容及び今回こういう資産公開制度についての御見解を伺いたいと思います。
(答)それは制度について云々私から申し上げることではありません。それは制度は制度として決まっているものですから、それに則ってきちんと正確に開示をし、必要があれば御説明するということです。自身の資産というのは、まあ、こんなものですかね。びっくりするほど多いという印象は一度も持ったことがありません。

(以上)