エステ・美容医療サービスに関する消費者問題についての実態調査報告

2011年12月21日
消費者委員会

調査の趣旨

近年の美容や健康、癒しに対する意識の高まり等を背景として、エステ・美容医療サービス関連の相談は、毎年1万件近く寄せられている。相談情報をみると、身体に危害を受けた情報や説明不足に起因すると思われるものが見受けられる。また一方で、インターネット上等に不適切な表示(広告)の蔓延などもうかがえる。これらの背景にある制度上等の課題を明らかにするため、実態調査を実施した。

調査方法・内容

  1. ヒアリング調査
    対象 : 都道府県・政令市の消費者行政部局、医療・保健衛生部局、エステ・美容医療サービスの業界団体 等
    内容 : エステ・美容医療サービスに関する指導監督の状況等について対面聴き取り調査

  2. 消費者アンケート調査
    対象 : 全国在住の20歳以上の男女で、エステ・美容医療サービスの利用経験のある者(3,090名)
    内容 : エステ・美容医療サービス利用時の意識・行動等についてWEBアンケート調査

  3. 自治体書面調査
    対象 : エステ・美容医療サービスに関する相談の多い上位10都道府県の消費者行政部局、9政令市及び2特別区の医療・保健衛生部局
    内容 : エステ・美容医療サービスに関する相談情報の取扱状況や法執行について書面調査

調査実施時期

平成23年10月から12月

調査結果報告書

エステ・美容医療サービスに関する消費者問題についての実態調査結果と建議の概要 (PDF形式:450KB)
エステ・美容医療サービスに関する消費者問題についての実態調査報告
表紙から13ページ (PDF形式:761KB) / 14から39ページ (PDF形式:736KB)
40から62ページ (PDF形式:595KB) / 63から113ページ(参考資料) (PDF形式:723KB)