ネパール選挙監視国際平和協力業務(2008(平成20)年)

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ネパール

【首都】カトマンズ

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 2008年4月10日実施された制憲議会選挙は、今後の国づくりの骨格をなす新憲法を制定するための議員を選出するという重要な選挙であり、自由・公正に実施されるよう協力するため、我が国からも24名の選挙監視要員を派遣しました。

選挙監視要員

投票を待つ女性の列img

投票を待つ女性の列

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投票所を監視する隊員

 選挙監視要員は、有識者やNGO関係者等の民間人18名と政府関係者6名とからなり、本部設置や運営準備、事前調査を行う先遣隊(10名、派遣期間:3月28日~4月17日)と本隊(14名、同:4月4日~4月15日)とで構成され、カトマンズ(8名)、ドュリケル(カトマンズから東へ約32キロ、2名)、ポカラ(西部、4名)、ビラトナガル(東部、5名)、ネパールガンジ(中西部、5名)でそれぞれの活動に従事しました。

 各地域においては、選挙の準備状況や自由で公正な選挙運動が実施されているか、また投票日には計約300か所(10郡34選挙区)の投票所を訪問して、投票や開票集計が正確に行われるよう監視しました。

 団長は、ネパールの政治指導者やネパール政府要人とも会談し、自由で公正な選挙の実施を働きかけるとともに、各国際選挙監視団長とも意見交換を行い、国内・国際メディアの取材にも積極的に応じました。特に、4月13日には記者会見を開催し、監視団の活動を踏まえ 「日本政府選挙監視団所感」 を発表しました。

わが国の要員の配置図

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