東ティモール国際平和協力業務(2001(平成13)年)

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東ティモール民主共和国
(平成14年(2002年)インドネシア共和国から独立)

【首都】ディリ

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2001(平成13)年8月30日、国連東ティモール暫定行政機構(UNTAET)により、東ティモールの憲法制定議会議員選挙が実施されました。

我が国は、国際連合の要請を受け、国際平和協力法に基づく「国際的な選挙監視活動」のための国際平和協力業務として、選挙監視の分野で協力するため、民間人等7名、国家公務員7名の計14名(延べ19名)の選挙監視要員を派遣しました。

選挙監視要員

選挙キャンペーンの様子img

選挙キャンペーンの様子

投票状況を監視する隊員img

投票状況を監視する隊員

隊員のうち5名は、8月14日に本邦を出発、翌日東ティモールに到着し、UNTAETUNDPといった関係機関等からの情報収集、現地調査等の業務を実施しました。また、8月22日には隊員12名(民間人6名を含む。)が本邦を出発、さらに8月26日には隊員2名が本邦を出発、いずれも翌日に東ティモールに到着し、ディリ、マナトゥト及びリキサの各県において選挙キャンペーン及び選挙準備の監視等の業務を実施しました。

同月30日の投票日には、上記3県の合計15か所の投票所において投票状況を監視し、我が国として、今次選挙が全体としておおむね自由かつ公正に行われたと認められたこと等を内容とする所感を発表して、9月5日までに全員が業務を終了して本邦へ帰国しました。

投票及び開票は、UNTAETにより全体として円滑かつ平穏に行われ、UNTAETが9月10日に発表した最終開票結果によれば、有権者総数約42万人のうち、投票率は約91%であり、東ティモールの人々の今回の選挙に対する関心の高さを示しました。

我が国の要員の配置図

我が国の要員の配置図img

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