東ティモール避難民救援国際平和協力業務(1999(平成11)年~2000(平成12)年)

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インドネシア共和国

【首都】ジャカルタ

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東ティモール民主共和国
(平成14年(2002年)インドネシア共和国から独立)

【首都】ディリ

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東ティモールにおいて、1999(平成11)年8月の直接投票後に大量に発生した避難民は、西ティモールにも多数が流入し、その生活状況は人道的な観点から見て危機的なものとなっていました。

我が国は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の要請を受け、輸送の分野で救援活動を行うため、インドネシア共和国に航空自衛隊の部隊などを派遣しました。

輸送部隊の活動

執務中の要員img

執務中の要員

113名から成る航空自衛隊の部隊は、1999(平成11)年11月から2000(平成12)年2月にかけて、スラバヤとクパンの間で、C-130H型輸送機により、西ティモールに所在する東ティモール避難民のための援助物資などの航空輸送を実施しました。

UNHCRからは、我が国の活動により、約12万人の東ティモール避難民に対する援助物資の輸送が可能になったとの評価を得ました。

連絡調整要員の活動

部隊が円滑かつ効果的に活動を行えるよう、現地において部隊と関係機関との連絡、調整などを行うため、関係省庁(総理府(現内閣府)、防衛庁(現防衛省)、外務省)からスラバヤとクパンに常時3名ずつの連絡調整要員が派遣されました。

航空自衛隊による支援

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救援物資の荷卸し作業

インドネシアへの部隊の派遣に際しては、空輸部隊に対する支援のため、航空自衛隊のC-130H型輸送機が、1999(平成11)年12月に我が国から補給品などを空輸しました。

我が国部隊等の配置図

我が国部隊等の配置図img

関連文書