工藤内閣府副大臣のエジプト訪問概要
工藤彰三内閣府副大臣は、9月8日から11日、エジプトを訪問しました。我が国から多国籍部隊・監視団(MFO)に派遣中のシナイ半島国際平和協力隊員の激励等、MFO関係者及びエジプト政府関係者との意見交換を行ったところ、概要は以下のとおりです。
1.シナイ半島国際平和協力隊員への激励
現在派遣中の隊員の活動状況を視察し、4名とも国際平和協力隊員として強い誇りを持ち、MFOに貢献していることを確認しました。4名を激励するとともに、引き続き、我が国を代表して、職務を完遂することを要望しました。
2.ギャラウェイMFO司令官及びリンチMFO事務局長代理との意見交換
工藤副大臣から、MFOが中東の平和と安定に尽力しているMFOの活動への敬意を表するとともに、2019年から2名を派遣し、昨年から2名(計4名)を追加派遣している日本隊要員への厚誼に対して謝意を述べました。MFO側から、日本隊要員の活躍に対する高い評価が示されました。また、情勢について意見交換を行いました。
3.アブデルラティーフ・エジプト紛争解決・平和維持・平和構築のためのカイロ国際センター(CCCPA)長との意見交換
工藤副大臣は、エジプト外務省を訪問し、PKO人材の育成及び訓練を担当するアブデルラティーフCCCPA長との間で、同分野における日・エジプト協力などについて意見交換を行いました。

シナイ半島国際平和協力隊員への激励

MFO司令官及び事務局長代理との意見交換

MFO司令官との意見交換

CCCPA長との意見交換