国連平和維持活動(PKO)閣僚級会合・準備会合

 12月10日~11日、日本政府、ウルグアイ政府及び英国政府は、ウルグアイの首都モンテビデオにおいて、国連平和維持活動(PKO)閣僚級会合・準備会合を共催し、森川事務局長が日本政府代表団長を務めました。この準備会合は、2025年5月にドイツで開催予定のPKO閣僚級会合に向けた準備プロセスとして行われたものです。60か国以上の政府関係者及び国連事務局や大学・研究機関の専門家等が出席し、日本からは内閣府、外務省、防衛省の関係者が参加しました。

 今回の準備会合では、能力構築、パートナーシップ及びPKOの将来をテーマに、PKOの今後の在り方や訓練・能力構築における教訓や課題について議論がなされるとともに、女性の役割強化、文民の保護、PKOの警察部門についても意見交換が行われました。

 森川事務局長は、訓練・能力構築に係るパートナーシップの将来に関するセッションのモデレーターを務めました。そして、共催国代表として行った閉会挨拶では、今回会合における能力構築、パートナーシップ、国連PKOの将来に係る課題と解決策の議論が、5月にドイツで開催予定の閣僚級会合に向けた重要な一歩になったことを評価し、PKOの質と能力の向上のため、加盟国と国連事務局が引き続き努力していく必要性を強調しました。

関連リンク PKO閣僚級会合・準備会合(外務省ホームページ)別ウィンドウで開きます

セッションのモデレート
閉会挨拶