葉梨内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和8年10月16日

(令和8年10月16日(金) 08:30~08:36  於:参議院議員食堂)

1.発言要旨

 おはようございます。2件、御報告いたします。まず、国家公安委員会委員長として御報告いたします。本日、警察官職務執行法の一部を改正する法律案が閣議決定されました。御案内のように、この法律案は近年、匿名・流動型犯罪グループによる強盗、詐欺等が全国で多発し、その被害が危機的な状況にあることを踏まえて、重大犯罪による被害を防止するための措置に関する規定を整備するとともに、重大犯罪の犯人が使用する端末から被害の防止に必要となる犯行に関連するデータを取得する「被害防止電子計算機調査」、いわゆる「遠隔解析」の規定を整備するものです。匿名性・秘匿性の高い通信アプリの悪用がトクリュウによる犯罪の検挙や防止を困難なものとしていることを踏まえ、日々、こうした犯罪の脅威にさらされている国民の安全・安心を確保するため、一刻も早く「遠隔解析」を導入することが必要であると認識しています。今後、国会において速やかに法案の審議がなされ、早期に可決・成立するよう、改正の必要性や改正内容等について丁寧に説明していきたいと考えています。
 2件目です。消費者及び食品安全担当大臣として御報告いたします。本日10月16日は、世界の食料問題を考える日として国連が制定した「世界食料デー」です。これは、我が国において10月を「食品ロス削減月間」と定めた理由の一つでもあります。世界では、6億人以上が飢餓に直面しており、世界人口の約3分の1が経済的な理由で健康的な食事を摂ることができていないと報告されています。その一方で、未だ食べられるはずの膨大な食料が日々廃棄されています。我が国では、官民を挙げた取組により食品ロス量は着実な減少傾向にありますが、政府が掲げる削減目標の達成に向けて一層の取組が望まれます。この点、食に関わる諸問題を踏まえると、寄附による未利用食品の有効活用や経済的理由等により十分な食料を入手できない者に対する食品アクセスの改善により、食品ロス削減を通じて社会的な課題の解決につなげることが必要です。この観点から、政府においては食品ロス削減、食品寄附促進、食品アクセス確保の三つの施策を「食の環プロジェクト」として一体的な推進を図っています。このバッヂです。
 本プロジェクトに関連する削減月間の取組として、前にも御報告いたしましたが、10月30日に栃木県那須塩原市において「第10回食品ロス削減全国大会」が開催されるほか、「めざせ!食品ロス・ゼロ」川柳コンテストの募集を10月31日まで行っています。今後とも食でつなぐ共生社会の実現に向け、「食の環プロジェクト」をさらに発信していくとともに、食品ロス削減、食品寄附促進等の取組について一層の推進を図ってまいります。私からの報告は以上、2点でございます。

2.質疑応答

(問) 簗前農林水産大臣の辞任について伺います。自治体の道路予算を「カットした」と発言した簗前農林水産大臣が14日、高市早苗首相に辞表を提出しました。一連の発言や辞表までの対応について、大臣の受け止めをお聞きします。
 また、沖縄関係予算については辺野古新基地建設に反対を訴える翁長県政から玉城県政まで減額傾向が続いてきました。今回の沖縄県知事選で基地を容認する古謝新知事が勝利したことで減額傾向だった沖縄関係予算が増額されるとの報道もあります。今回の簗氏の予算カット発言と沖縄関係予算は政権与党に協力的か否かという点で予算が増減するという類似の構造があると思われますが、沖縄関係予算は政権与党の支持や不支持と全く関係のないものだと言えるのでしょうか。大臣の見解を伺います。
(答) 簗前大臣の辞任については、ここは担当大臣としての会見の場ですのでコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。
 沖縄の予算ですけれども、最善、ずっと私は申し上げているとおり、真に振興に必要なものを積み上げるということが大切です。政府に対する県の姿勢とは、これは直接関係するものではございません。また、今後、新しい知事からの御意見もお聞きしながら予算編成過程でしっかり対応していきたいと思っています。
(問) 確認のためによろしいですか。政府の支持、不支持、もしくは基地の容認、政策という点は。
(答) 政府の方針として、私は直接の基地問題の辺野古移設等の担当ではございませんけれども、一貫して政府の方針として普天間の早期返還、それから辺野古ということは政府の方針としてあるわけです。そういった政府の方針に対する県の姿勢、これが予算の額について直接関係するものではないということです。
(問) 靖国神社参拝についてお伺いします。秋の例大祭が開催されますが、大臣は参拝される御予定がございますでしょうか。
(答) 現在のところございません。現在のところというか、予定はございません。
(問) ありがとうございます。

(以上)