葉梨内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和8年10月9日

(令和8年10月9日(金) 09:31~09:38  於:中央合同庁舎8号館1階S101記者会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。アイヌ政策担当大臣として、2点御報告いたします。まず、先日6日(火)ですが、北海道アイヌ協会の皆様と面会をいたしました。小川理事長を始めとする幹部の皆様に就任の御挨拶をさせていただくとともに、担当大臣として、アイヌの方々に寄り添いながらアイヌ政策に取り組んでいく旨をお伝え申し上げました。
 次に、来週の12日(月)ですけれども、北海道を訪問し、アイヌ文化の復興・発展の拠点である「ウポポイ」を視察するとともに、北海道アイヌ協会等の皆様と意見交換を行う予定です。今回の訪問を通じ、アイヌの歴史や文化に関する理解を深めるとともに、お会いするアイヌの方々の御意見などを丁寧にお伺いし、今後のアイヌ政策についてしっかりと活かしていきたいと考えています。日程の詳細は事務方、アイヌ総合政策室までお尋ねいただきたいと思います。以上です。

2.質疑応答

(問) 在沖米海兵隊員の男が強盗殺人容疑で逮捕された事件について伺います。強盗殺人容疑で在沖米海兵隊員の男が逮捕されたことを受け、古謝玄太知事が官邸を訪れ高市首相と面会し、沖縄政策協議会の早期開催と事件の再発防止に向けた対策を求めました。知事は、「米軍の綱紀粛正、人権教育などが全く機能していないと言わざるを得ない」と述べられましたが、大臣はこの米軍関係者の事件・事故が繰り返される沖縄の現状をどのように認識していますでしょうか。
 また、2016年に起きた米軍属による女性殺害事件を機に政府が発足させた「沖縄・地域安全パトロール隊」は事業開始から10年が経過していますが、一般泥酔者の対応が多くを占め、隊員が県警に寄せた米軍関係の通報は10年間で20件のみということが明らかになりました。この事業は沖縄振興という枠組みで実施されていますが、事業の実行性をどのように見ていますでしょうか。大臣の見解を伺います。
(答) まず今回の事件、強盗殺人事件が発生をして、そして米軍人が逮捕されました。このような事件の発生というのは極めて遺憾だというふうに思っています。先般も申し上げさせていただいたのですが、県民の安全と安心というのはまさに沖縄振興の基盤だというふうに思っています。地元の沖縄の皆さんに大きな不安を与える、こういった事件の発生は容認できないというふうに思っています。
 そして今、いわゆる青パトについて御質問がございました。御社の記事も見させていただいたのですけれども、やはりこの青パトの運用については適時、適切にいろいろな形で、どういう形が効果的かというのは常に見直しを行っていくことが必要だというふうに思っています。もっとも、ただ通報件数だけというよりも、私も昔、警察官をやっていまして、いわゆる地域警察というのも実際にパトロールしたことがあるのですが、見せるということによって犯罪を抑止するという面もあります。また、通報という面もあります。そういったことを総合的に勘案しながら、やはり県民の皆様の安心・安全に貢献していくために具体的に県警ですとか、あるいは市町村の皆様とよく連携をしながら必要な見直しを行って適切な事業にしていくということが大切だというふうに思っていますので、今後とも県民の安全と安心の確保にしっかり力を尽くしていきたいというふうに思っています。
(問) 大臣の北海道訪問についてお伺いします。大臣にとっては3日の根室市に続く北海道訪問となりますけれども、このタイミングでのアイヌ政策関連の視察について狙い、もしくは意図はありますでしょうか。
 また、今回の視察では特にどういった点を確認したいのか、ちょっとお聞かせください。
(答) 来週から恐らく予算委員会が始まります。国会も会期が始まったわけですけれども、できるだけ私は早い時期に現地、アイヌの現地を訪れたいというような希望を持っておりました。今回はウポポイを訪問したり、あるいは現地の方々と懇談を深めるという機会になるわけですけれども、この機会を通じて先ほども申し上げましたけれども、アイヌの歴史文化についてしっかりとした理解を深めて、先だっては大臣室でお会いしたのですけれども、現地において関係者の皆様から御意見等を承って今後のアイヌの施策に生かしていきたいというふうに考えています。

(以上)