城内内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和8年10月6日
(令和8年10月6日(火) 11:26~11:37 於:中央合同庁舎8号館1階S108会見室)
1.発言要旨
それでは本日冒頭、私から1点ご報告申し上げます。豪州経済界関係者との面談及び日豪ビジネスマッチング・イベントへの出席についてです。チャルマーズ・豪州財務大臣及び豪州経済団体の一行が「日豪経済会議」出席等のため訪日中です。私は、本日6日から7日にかけて、ビジネスネットワーキング・イベントなどにおいて、チャルマーズ財務大臣のほか、カルバート・豪州ビジネス評議会会長や、アジア太平洋及び中東地域におけるハイパースケール・データセンターの主要プロバイダーであるエアトランク社のクーダCEOとお会いする予定となっております。豪州には、現職就任以来、初の海外訪問先として本年8月に訪問し、豪州の政府・経済界に対し「日本成長戦略」を直接ご説明するとともに、日豪間の協力について意見交換を行ってまいりました。今回の面談でも、「日本成長戦略」の様々な分野での連携強化について、意見交換を行う予定です。「日豪経済会議」をはじめ、今般の訪日が、日豪経済関係を一層強化する契機になることを強く期待しております。
2.質疑応答
- (問)昨日、高市総理が所信表明演説を行われました。その所信表明演説の軸となっていたサナエノミクスの実現に向けて、今後どのように経済財政運営に取り組んでいかれるか、改めて大臣の抱負や決意をお聞かせてください。
- (答)経済財政政策に取り組む抱負と決意についてお尋ねがございました。昨日、高市総理が所信表明演説において、「『強い経済』と『財政の持続可能性』をともに実現する、『新しい経済財政運営を始める』」旨、ご発言されました。私は、昨年に経済財政政策担当大臣を拝命して以降、「強い経済」と「財政の持続可能性」を一体的に実現するため、「骨太方針2026」や「日本成長戦略」の取りまとめなど、その具体化に向けて、取組を進めているところでございます。
年末に向けては、例えば、令和9年度の予算編成が「責任ある積極財政元年」にふさわしいものとなるよう、「予算編成の基本方針」の検討に取り組むとともに、「日本成長戦略」については、今後5年間の国内投資の道筋を明らかにする「日本成長戦略実行計画」の年内の策定に向けて、関係省庁とも連携し、検討を進めてまいります。今後も、「責任ある積極財政」により、国内投資を引き出し、我が国の潜在成長率を引き上げ、良質な雇用と所得を増やし、消費マインドを改善し、事業収益が上がり、税収が自然増に向かう、「GDP拡大の下での好循環」を実現するため、経済財政政策を担当する大臣としてこれからもしっかり取り組んでまいる考えです。 - (問)簗農水大臣の件でお伺いします。昨日、簗大臣が地方自治体を巡る予算のカットを巡るご発言について謝罪、撤回されました。同じ大臣ということで閣議で顔を合わせられますし、フードテックを巡っては日本成長戦略でも農水省との関係があると思います。あるいは、責任ある積極財政議連副代表でもあります。それなりの接点がある方の件ですので、大臣として今回のそもそもの発言について適切であったのかということについて、どのように受け止めていらっしゃるかお尋ねします。
それともう1点、やや一般論になりますが、成長戦略を巡っても多額の補助金を支出することになって、直接の所管はそれぞれ省庁かと思いますが、こういう民間との接点が多々できているときに政府の予算の使い方を巡って疑念を招かないためにはどのような心がけが政治家として必要か、お考えがあればお聞かせください。 - (答)昨日、簗衆議院議員としてぶら下がり会見をされ、発言を撤回され、かつお詫びをされたものと承知しております。他方で、これ以上私が大臣としてこの記者会見の場で本件についてコメントすることは、そういう立場にもございませんので、引き続き農林水産大臣として全力で取り組む旨の思いも併せて表明されたと承知しておりますが、これ以上コメントすることを差し控えさせていただきたいと思います。
また、民間との接点、そして政府の予算についての疑念についてのご指摘がありましたけれども、全くご指摘のとおりであり、そうした疑念を一般論として、今回のこととは切り離して申し上げますと当然、私も大臣である前に政治家でありますのでそういったことはないように自分もしっかり心がけてまいりたいと思いますし、党派を超えてあらゆる選挙で選ばれた国会議員のみならず地方議員も含めて、心がける必要があると私自身は認識しております。 - (問)所信表明に責任ある積極財政元年であると。それで、所信表明の大体6割がその分野ですから、これは先生が当然所管なのです。すると、これは事前にかなり先生のところでやはり文章も含めてどういう形で、これは歴史的に、今まで大体総花だったではないですか、こういうものは。それをここまでやったと。それがほとんど全部先生の所管なのですけれども、どういう形でこの分を練られたのか少し教えてほしいのですけれども。
- (答)高市総理、そして当然事務方とも、日常的に緊密に連絡・連携しています。具体的なやりとりについてはこの場で申し上げることは差し控えさせていただきたいと思いますが、常に総理、そしてまた内閣府の事務方とも連携しながら、所信表明演説の政策についてやりとりさせていただいております。私自身も蓋を開けてみたら、所信表明演説の6割とおっしゃいましたけれども、ページの割合はきちんと確認していませんけれども、相当部分、私の担当する部分が占めておりましたので、先ほど申しましたように、「強い経済」と「財政の持続可能性」を一体的に実現するため、「骨太方針2026」、「日本成長戦略」を踏まえて、今年の「予算編成の基本方針」に向けて、しっかり取り組んでいかなければいけないなと、改めて認識を新たにして頑張ってまいります。
- (問)2022年、当時の安倍総理からやはりアドバイスもあって積極議連、この立ち上げを含めましてやはり代表ではなかったけれども、事実上そういう形でできてきて、それからわずか5年でここまで来たわけです。これは私、なかなかこういうことはないと思うのですけれども、まさに積極財政元年だということになっているわけですけれども、この5年間について感慨があったというのですか、昨日の所信演説、やはりミラクルだというか、どういう感慨を持って承ったのか伺いたいのですけれども。
- (答)ミラクルかどうか分かりませんが、ご指摘のとおり4年半前の2月だったと記憶しておりますけれども、私はあくまでも顧問、裏方であり、比較的当選回数の私よりも若い自民党の衆議院、参議院の方が責任ある積極財政議員連盟を新たに立ち上げたと記憶しておりますが、5年弱というか4年半近くでこういう形で高市総理の経済財政運営の中核になっているということは、確かにご指摘のとおり感慨深いものもあります。いずれにしましても「強い経済」と「財政の持続可能性」をしっかり両立させることが大事ですので、経済財政運営担当大臣として、もちろん議連のいろいろなご提言も大事ですけれども、やはりしっかりと事務方、そして財務省をはじめとする関係省庁としっかり連携・調整して、高市総理のご指示の下、関係閣僚とも緊密に連携し、しっかりとした経済財政運営を実現するように引き続き先ほど申しましたように取り組んでまいる考えです。
(以上)